「今よりももっと年収を上げたい」「給料が高い仕事って何がある?」このように、今の仕事で中々思ったように給料が上がらず、日々もどかしい思いをしている方も多いのではないでしょうか。
日々生活を送っていると、街中に佇んでいる豪邸や高級車に乗っている人を見て、「どんな仕事に就いているんだろう?」と気になりますよね。
世の中にはたくさんの業種・職種があり、数え切れないほどの仕事があります。ただ、どんな仕事があって、どの程度の給与水準なのかを知る機会は中々ありません。
そこで、この記事では、性別や業種ごとの給料・年収の相場感を把握した上で、給料が高い仕事についてまとめるので、早く年収を上げたい方、楽して稼ぎたい方はぜひ参考にしてください。
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給料が高い仕事とはどういう職業?
一般的に社会人として給料が高いと思われている職業は、専門的知識を必要とする「医師」や、戸建て住宅などを販売する「不動産営業」などがイメージできますが、給料が高い仕事には以下の特徴があります。
- 希少性が高い
- 生活に欠かせない
- インセンティブが発生する
それぞれみていきましょう。
希少性が高い
希少性が高い職業は基本的に給料が高いです。
医師や弁護士、公認会計士などの難関国家資格を要する職業は専門性が高く、資格取得に関しても狭き門なので誰でもなれる職業ではありません。病気になれば病院に行かなければならないですし、訴訟などが起これば弁護士に弁護を依頼します。
このように治療や弁護を受けたい場合は、高い費用を払ってでもサービスを受けたい方が多くいるため、自然と給与水準も高くなります。
生活に欠かせない
人々の生活に欠かせない物事に携わる職業は、給与水準が高い傾向にあります。
「電気・ガス・熱供給・水道業」「情報通信業」のようなライフラインは、人口が減っても不況でも必ず必要なものなので、それらに関わる企業は常にある程度の利益が見込めるため、利益を従業員の給料に還元できます。
インセンティブが発生する
成果に応じてインセンティブが発生する職業も、人によっては給料が高いです。
保険会社や不動産会社の営業職であれば、契約を取れば取るほどインセンティブとして給料に反映されるケースが多く、中には20代の若さで年収1,000万円を稼いでいる人もいます。
ただ、インセンティブが高い職業は実力主義であることが多く、心身ともに消耗する仕事が多い傾向にあり、実績を出せなければ給料も低いままなので、賭けに近いかもしれません。
「給料が高い」は年収いくら?
収入を上げたいと思っている方の中には、具体的な年収目標が決め切れず、何を以て「給料が高い」なのかいまいちわからない方もいると思います。
一般的には「年収850万円」が一つの目安になると思われます。なぜかというと、年収850万円以上が税法上の一つの括りになっているためで、一般的な会社員の年収では一番高い基準になっています。
ただ、自分自身が平均と比較して現状どうなのか、リアルな平均年収はいくらなのか把握した上で、自分なりの「給料が高い」水準に持っていけるような計画を立てるのがベストだと思います。
そのために、まずは全体や年齢ごとの平均年収を解説します。
- 日本の平均年収
- 男女年齢別平均年収
- 業種別平均年収
それぞれみていきましょう。
日本の平均年収
- 平均年収:433万円
- 男性の平均年収:532万円
- 女性の平均年収:293万円
(出典:令和2年分 民間給与実態統計調査)
国税庁が発表した「令和2年分 民間給与実態統計調査」によると、日本の平均年収は433万円という結果が出ています。平成30年の平均年収が441万円だったので、そこまで大きな変動はありませんが、若干マイナスになっています。
平均年収は、性別・年代・業種問わず全てを足して割ったものなので、あまり指標にはなりません。というのも、平均の計算の中には年収1,000万円の富裕層も含まれているため、年齢別や業種別で見た方がより正確なデータが確認できます。
男女年齢別平均年収
次に男女年齢別の平均年収は以下の通りです。
年齢 | 全体 | 男性 | 女性 |
19歳以下 | 129万円 | 146万円 | 115万円 |
20〜24歳 | 260万円 | 277万円 | 242万円 |
25〜29歳 | 362万円 | 393万円 | 319万円 |
30〜34歳 | 400万円 | 458万円 | 309万円 |
35〜39歳 | 437万円 | 518万円 | 311万円 |
40〜44歳 | 470万円 | 571万円 | 317万円 |
45〜49歳 | 498万円 | 621万円 | 321万円 |
50〜54歳 | 514万円 | 656万円 | 319万円 |
55〜59歳 | 518万円 | 668万円 | 311万円 |
60〜64歳 | 415万円 | 521万円 | 257万円 |
65〜69歳 | 332万円 | 421万円 | 208万円 |
70歳以上 | 285万円 | 357万円 | 191万円 |
全体平均 | 433万円 | 532万円 | 293万円 |
(出典:令和2年分 民間給与実態統計調査)
男性の平均年収は59歳まで右肩上がりで上昇し、60歳を境に下がっていきます。一方で、女性の平均年収は年齢とともに上がるわけではなく、25〜59歳までほぼ横ばいになっています。
女性は出産や育児を機に休職時期があったり、一度引退後にパートやアルバイトとして復職するケースなどを考えると、男性のように年齢や経験とともに急激に給与を上げていけない傾向にあります。
業種別平均年収
業種ごとにどの程度平均年収に差があるのでしょうか。以下をご覧ください。
業種 | 全体 | 平均賞与 | 平均給与 |
建設業 | 509万円 | 72万円 | 437万円 |
製造業 | 501万円 | 92万円 | 410万円 |
卸売業 | 372万円 | 49万円 | 323万円 |
宿泊業 | 251万円 | 13万円 | 239万円 |
金融業・保険業 | 630万円 | 141万円 | 489万円 |
不動産業・物品賃貸業 | 423万円 | 48万円 | 375万円 |
運輸業・郵便業 | 444万円 | 54万円 | 390万円 |
電気・ガス・熱供給・水道業 | 715万円 | 146万円 | 569万円 |
情報通信業 | 611万円 | 114万円 | 497万円 |
教育、学習支援業・学術研究、専門・技術サービス | 503万円 | 90万円 | 413万円 |
医療、福祉 | 397万円 | 55万円 | 342万円 |
複合サービス事業 | 452万円 | 97万円 | 355万円 |
サービス業 | 353万円 | 38万円 | 314万円 |
農林水産 | 300万円 | 35万円 | 265万円 |
全体平均 | 433万円 | 65万円 | 369万円 |
(出典:令和2年分 民間給与実態統計調査)
- 1位:電気・ガス・熱供給・水道業/715万円
- 2位:金融業・保険業/630万円
- 3位:情報通信業/611万円
- 4位:建設業/509万円
- 5位:教育、学習支援業・学術研究、専門・技術サービス/503万円
各業種の平均年収の中から、平均年収が高い1位〜5位は以下の通りです。
生活に必要不可欠な「電気・ガス・熱供給・水道業」がトップ、スマホなど日常生活に必要不可欠な「情報通信業」が3位、インセンティブなどがアツい「金融業、保険業」などが上位であることがわかります。
平均年収の最下位となったのは「宿泊業・飲食サービス業」で251万円です。
データからわかることは、ライフラインに携わる業種は年収が高い傾向にあるということですが、実際に働いている方の中には、飲食店でもエリアマネージャーやスーパーバイザーなどの役職に就いているなど、年収が高い方もいるので、あくまでも一つの基準として参考にしてください。
給料が高い職業比較ランキングTOP30
ここまで年齢や性別、業種別の平均年収をみてきました。
現在仕事をしている方の中には、今後の年収アップにつなげるために、業種ではなく、職種の観点で転職を検討している方もいると思います。
業界・業種によって平均年収が異なるように、職種によっても年収は大きく変動するので、ここからは職業別で平均年収をランキング形式で紹介するので、今後のキャリアプランの参考にしてください。
年収が高い職業ランキングTOP30 男性編
- 1位:航空機操縦士(パイロット)
平均年収:1,773万円 - 2位:医師
平均年収:1,612万円 - 3位:大学教授(高専含む)
平均年収:1,075万円 - 4位:公認会計士/税理士
平均年収:1,031万円 - 5位:法務従事者(裁判官、弁護士など)
平均年収:1,041万円 - 6位:大学准教授(高専含む)
平均年収:868万円 - 7位:管理的職業従事者(議会議員など)
平均年収:879万円 - 8位:その他の経営・金融・保険専門職業従事者(経営コンサルタントなど)
平均年収:841万円 - 9位:歯科医師
平均年収:849万円 - 10位:小・中学校教員
平均年収:784万円 - 11位:システムコンサルタント・設計者
平均年収:736万円 - 12位:著述家・記者・編集者
平均年収:731万円 - 13位:秘書
平均年収:728万円 - 14位:企画事務員
平均年収:713万円 - 15位:高等学校教員
平均年収:704万円 - 16位:大学講師・助教(高専含む)
平均年収:698万円 - 17位:研究者
平均年収:683万円 - 18位:輸送用機器技術者
平均年収:671万円 - 19位:獣医師
平均年収:669万円 - 20位:鉄道運転従事者
平均年収:662万円 - 21位:音楽家・舞台芸術家
平均年収:649万円 - 22位:保険営業職業従事者
平均年収:642万円 - 23位:建築技術者
平均年収:638万円 - 24位:電気・電子・電気通信技術者(通信ネットワーク技術者を除く)
平均年収:631万円 - 25位:薬剤師
平均年収:621万円 - 26位:車掌
平均年収:617万円 - 27位:金融営業職業従事者
平均年収:613万円 - 28位:総合事務員
平均年収:610万円 - 29位:科学技術者
平均年収:607万円 - 30位:発電員・変電員
平均年収:598万円
男性の年収トップはパイロット、次いで医師、大学教授となっており、専門的知識が必要な職業は年収が高いことがわかります。
公認会計士、税理士、弁護士などの難関資格を必要とする職業も給与水準は高いですが、学生時代から準備しなければ簡単には就けない職業なので、途中で方向転換するのは難しいでしょう。
ただ、経営コンサルタント(年収839万円)やシステムコンサルタント(年収734万円)は資格を必要としないため、年収を上げられるチャンスはあります。
年収が高い職業ランキングTOP30 女性編
- 1位:医師
平均年収:1,187万円 - 2位:大学教授(高専含む)
平均年収:1,023万円 - 3位:航空機操縦士(パイロット)
平均年収:892万円 - 4位:大学准教授(高専含む)
平均年収:841万円 - 5位:管理的職業従事者(議会議員など)
平均年収:743万円 - 6位:公認会計士/税理士
平均年収:742万円 - 7位:歯科医師
平均年収:671万円 - 8位:小・中学校教員
平均年収:658万円 - 9位:大学講師・助教(高専含む)
平均年収:621万円 - 10位:高等学校教員
平均年収:619万円 - 11位:助産師
平均年収:578万円 - 12位:その他の経営・金融・保険専門職業従事者
平均年収:563万円 - 13位:著述家・記者・編集者
平均年収:561万円 - 14位:研究者
平均年収:560万円 - 15位:獣医師
平均年収:557万円 - 16位:システムコンサルタント・設計者
平均年収:531万円 - 17位:法務従事者
平均年収:528万円 - 18位:薬剤師
平均年収:523万円 - 19位:航空機客室乗務員
平均年収:521万円 - 20位:鉄道運転従事者
平均年収:519万円 - 21位:化学技術者
平均年収:513万円 - 22位:秘書
平均年収:509万円 - 23位:企画事務員
平均年収:501万円 - 24位:その他の情報処理・通信技術者
平均年収:493万円 - 25位:輸送用機器技術者
平均年収:487万円 - 26位:看護師
平均年収:484万円 - 27位:金融営業職業従事者
平均年収:481万円 - 28位:保健師
平均年収:478万円 - 29位:機械器具・通信・システム営業職業従事者(自動車を除く)
平均年収:477万円 - 30位:音楽家・舞台芸術家
平均年収:475万円
多少順位は前後していますが、パイロット、医師、難関国家資格の公認会計士などが上位を占めています。
また、助産師や航空機客室乗務員(CA)といった女性が活躍する職業がランクインしている点が特徴といえます。
楽で給料が高い仕事はある?
給料が高ければその分肉体・精神的な面できつい仕事ではないかと思われますが、お金を稼ぐために必要不可欠な体が疲弊してしまっては、働き続けることができず元も子もありません。
ここからは、楽で給料が高い仕事を「肉体的負担が少ない」という観点で紹介します。
肉体的に楽な仕事に共通するのは、
- 座り仕事である
- 在宅でも作業ができる
- 体を動かす必要がない
ということです。
それを仕事に当てはめると以下の仕事が楽で給料が高い仕事といえるでしょう。
- IT関係の仕事
- 投資家
- ビジネスオーナー
それぞれみていきましょう。
IT関係の仕事
IT関係の仕事と言っても様々な職種がありますが、IT企業の営業職ではなく、エンジニアなどの技術職は需要が高く、肉体的な負担がない上に給与水準が高いです。
代表的な職種は以下です。
- プログラマー
- Webデザイナー
- システムエンジニア
- ITコンサルタント
年々、企業のリモート環境が整備されており、在宅でできる仕事が増えている中で、プログラマーやエンジニアであれば在宅で仕事ができます。
また、IT関係の仕事は需要が増えていることもあり、未経験での転職に特化した転職エージェントや、無料で通えるスクールを設けているケースもあるため、未経験でITエンジニアとして収入を上げていきたい方でも転職のハードルは低いでしょう。
投資家
投資家は「株式投資」「不動産投資」など、自身の資金を投資することで利益を得る仕事です。
場合によってはマイナスになる可能性も考えられるため、それなりの知識と経験、運が必要ですが、成功すれば自由な時間を過ごしながら多額の収入を得られる夢のある仕事です。
本業をしながら副業として投資している方もいるので、まずは副業ベースで始め、軌道に乗ってきたら徐々に投資に費やす比率を上げながら本業にしてくのもアリだと思います。
ビジネスオーナー
ここでいうビジネスオーナーは、兼業で事業を展開して利益を得ることを指します。初期投資や資金繰りなどが必要になるため、始めるハードルは高いですが、成功すれば働かなくても収入を得られる最高の生活が送れます。
最近では、芸人が飲食店のオーナーになったり、モデルが化粧品や衣服のブランドを立ち上げるなど、本業と併せて行うことで安定的な収入を得られる一方で、失敗すれば負債を背負う可能性もあるため、始めるハードルが高い仕事といえます。
給料が高い職業に就職するためには?
平均年収が高い業種や仕事について見てきましたが、実際に給料が高い仕事に就くためには、どのような方法を取れば良いのでしょうか。
- 転職をする
- 資格を取る
- 語学スキルを身に着ける
それぞれみていきましょう。
転職をする
今の職場で年収を上げていけなそうであれば、転職を視野に入れるしかありませんが、無闇に転職しても後で後悔するだけなので、転職のプロである転職エージェントサービスを利用することをおすすめします。
転職エージェントは、プロのキャリアコンサルタントが求人紹介から応募書類の作成・添削、面接対策、入社時のフォローに至るまで一貫してサポートしてくれるサービスで、年収交渉まで行ってくれます。基本的には完全無料で利用できるサービスがほとんどなので、利用しない手はないと思います。
転職を検討する際のポイントとしては、目先の年収だけでなく、5年後10年後の先を見据えたキャリアプランを立てることです。
いくら成果に応じたインセンティブが高い営業職に就いたとしても、5年後10年後継続して働けなければ意味がないです。途中で方向転換しようと思っても、年齢や経歴が不利となり逆に収入が上げられなくなるリスクもあるので、「○年後に年収○万円になるには?」と具体的な数字を決めながらキャリアプランを立てましょう。
資格を取る
難関と言われる国家資格を取得することは、就職や転職において有利に働く可能性が高く、専門性が高い仕事であれば将来的な収入アップが見込めるため、資格を取得するのはアリだと思います。
ただ、医師や弁護士などは年収が高いものの、取得まで数年勉強しなければならない上に、合格の可能性が低いためおすすめできません。そこで、1年程度の勉強期間で合格が目指せて、それなりの年収が見込める以下の資格を検討しましょう。
社会保険労務士
社会保険労務士は労働法令、社会保険法令に纏わる専門的知識を有した仕事で、人事労務関係の専門家です。独立開業したり社会保険労務士事務所で勤務するケースや企業の人事総務で活躍するケースなど、いくつか働き方を選べるため、自分に合った働き方を目指しやすい資格といえるでしょう。
合格レベルまでおおよそ800〜1,000時間程度の勉強時間が必要ですが、一年で合格する方もいるので、短期資格取得を目指せます。
宅地建物取引士
宅地建物取引士は「宅建」と略される不動産取引に必要な国家資格です。宅建資格取得者には資格手当を支給している企業が多く、資格を保有していれば将来的に役職者のポストを任されるケースも考えられるため、不動産業界では何かと重宝する資格です。
勉強時間の目安は250〜400時間なので、仕事をしながらコツコツ勉強すれば、勉強を始めて一年目でも十分合格可能です。
行政書士
行政書士は、主に官公庁などの行政関係の書類作成の専門的な国家資格です。行政書士は独立を前提にしている資格ですが、法律知識を得られるため企業の法務部などで働くケースもあります。
勉強時間の目安は600時間程度と言われており、平均年収は500〜600万円と申し分ないため、短期集中で取得を目指し、法務関係の転職に役立てるのもアリです。
語学スキルを身に着ける
様々な分野でグローバル化が加速している時代なので、語学力を求める企業が増加しており、年収700万円以上の人の半数近くが英語での日常会話や読み書きができると言われています。
今後もその傾向は高まることが予想されるため、今からでも語学スキルを身につけることで、将来的な年収アップにつながる可能性が高まります。
IT業界であれば高年収を狙える&転職しやすい!
年収アップを目指すためには一つの職種でキャリアを積み、コツコツ実績と経験を重ねるのが大事ですが、すでに数回の転職を経験して経歴が中途半端になっている経験が浅い方や、20代の若年層であれば未経験でIT業界に飛び込むことをおすすめします。
IT業界は学歴や資格がなくてもチャレンジでき、需要が高いため未経験での求人募集も多くあるので、一から経験を積み、年収アップを狙えます。
ただ、IT業界といっても多くの職種があり、将来的に目指す職種によって収入も大きく左右されるので、計画的にキャリアを積む必要があります。
以下は、主な職種と大まかな年収目安です。
SE/プログラマー
SEは「システムエンジニア」の略で、システムの開発や設計に携わる仕事です。平均年収は550〜600万円程度と言われており、経験とスキルを得ることで安定した収入が見込めます。
プログラマーはプログラムの構築を担う仕事で、平均年収は420〜500万円程度と言われていますが、外資系企業で年収700万円以上の求人もあるので、勤める会社や仕事内容によって収入の変動が予想されます。
営業
IT業界で営業の仕事をすることもできます。業界のニーズが高いので売り込みやすく、年収は650万円程度の求人もありますが、インセンティブをメインとする企業もあるので、勤める企業による部分が大きいです。
WEBディレクター
WEBサイトの制作プロジェクトの指揮が主な担当業務。WEB制作に関わる打ち合わせやスケジュール管理などを行います。平均年収は750万円と高水準ですが、業務範囲が幅広く、ハードな仕事が多い印象です。
WEBデザイナー
WEBサイトなどを作成するのが主な仕事です。WEBデザイナーの平均年収は400万円程度で、ある程度の経験を積んで給与水準が高い企業に入り込むことで年収600万円以上も狙えます。
ITコンサルタント
ITコンサルタントはITに関するアドバイスをするスペシャリストで、経験と実績があれば年収1,000万円以上を目指せる職業です。IT業界だけでなく他業界からの需要が高いため仕事が多く、今からでも入り込む余地はあるでしょう。
プロジェクトマネージャー
プロジェクトを統括する責任者のことで、ある程度の経験を有さなければなれません。
年収は900万円以上が見込めるので、将来的にプロジェクトマネージャーを見据えたキャリアプランを立てるのもアリです。
IT業界に強い転職サイトおすすめ5選
転職活動を効率的に行うためには、転職のプロである転職エージェントの活用が必須ですが、IT業界の転職に特化した転職エージェントは数多くあり、どれを利用すべきか悩む可能性が考えられるので、ここではIT業界の転職におすすめの転職エージェントを紹介します。
- ビズリーチ
評価:★★★★☆
特徴:ハイクラス層の転職に強い、スカウト型の転職エージェント - マイナビIT AGENT
評価:★★★☆☆
特徴:圧倒的な求人数と非公開求人多数、安定のマイナビブランド - レバテックキャリア
評価:★★★★☆
特徴:15年以上の実績を誇るエンジニア専門エージェントサービス - ワークポート
評価:★★★★☆
特徴:若年層・未経験求人を多数掲載 - リクルートエージェント(IT)
評価:★★★★★
特徴:IT業界求人数No.1
それぞれみていきましょう。
ビズリーチ
ビズリーチは企業やヘッドハンターからのダイレクトリクルーティングを採用した転職エージェントです。
通常の転職エージェントは、自ら行う求人検索とキャリアアドバイザーによる求人紹介をメインとしているため、自ら行動するタイプといえますが、応募企業側が気になる登録者をスカウトする受け身タイプの転職エージェントであるため、複数の転職エージェントとの併用利用がおすすめです。
また、ビズリーチはハイクラス層の転職に特化した転職エージェントなので好待遇の求人が多く、年収1,000万円の求人を多数保有しています。年収を上げたい方にはおすすめの転職エージェントといえるでしょう。
マイナビIT AGENT
マイナビIT AGENTはマイナビグループが運営するIT・Web業界に特化した転職エージェントです。
マイナビグループは全業界に対応した「マイナビエージェント」をはじめ、それぞれ業界に特化したサイトを運営しており、各業界への広いネットワークを持っているため、マイナビIT AGENTが独自で扱っている非公開求人を保有しています。
また、マイナビIT AGENTは都心部から地方に至るまで全国の求人を取り揃えているため、地方在住の方や地方で転職を検討している方にもおすすめです。
レバテックキャリア
レバテックキャリアは15年以上もエンジニア専門に運営している転職エージェントです。
レバテックは関東・関西を中心にシステムを受注していた会社なので、愛知県、福岡県、熊本県の求人を多く掲載しています。
元々取引していた企業の求人を扱っているため応募企業の内情に詳しく、採用担当だけでなく現場の人材に関しても詳しく把握しています。入社前に応募企業の雰囲気などを聞けるため、入社後のミスマッチリスクを減らせます。
また、応募企業との関係性が良いことから、転職から内定に至るまでのスピード感が早く、最短で7日間で内定に至ったケースもあるため、いち早く転職したい方にはおすすめです。
ワークポート
ワークポートは19年以上の運営実績を誇るIT業界の転職に特化した転職エージェントです。
未経験求人を多く保有しており、若年層の求人に強みがあり、担当コンサルタントによる丁寧なサポートに定評があります。
プログラミング未経験の方が一から無料で学びながら転職活動に役立てられる「みんスク」というプログラミングスクールを運営しているため、IT知識を付けながら腰を据えて転職活動に打ち込めます。
求人検索、求人紹介や書類選考、面接日程の調整については独自の専用アプリで行えるので、働きながらスキマ時間を利用して転職活動できる点もメリットといえます。
リクルートエージェント(IT)
リクルートエージェント(IT)は、大手のリクルートグループが運営する全国の求人数No.1の転職エージェントで、より多くの求人に目を通したい方は必ず登録すべき転職エージェントです。
大手ならではのネットワークにより大企業から中小企業まで幅広く保有しており、Web業界に精通したキャリアアドバイザーによる手厚いサポートを受けられます。
IT業界の求人の約8割が年収600万円以上の案件なので、好条件の求人をお探しの方にはおすすめの転職エージェントといえるでしょう。
\ 【実績No.1】独占非公開求人28万件以上! /
公式サイト:https://www.r-agent.com/entry
高収入職業に関するQ&A
給料が高い職業に転職したり資格取得を目指すことで、満足のいく収入アップが見込めることがわかりましたが、誰でも叶えらえれるものなのでしょうか。
ここでは、高収入を目指している方のよくある疑問点を回答とともに紹介するので、引っかかっている内容がある方はぜひ参考にしてください。
仕事しない&できないのに給料高い人がいる時の対処法を教えてください。
我慢してその会社にい続けるか、転職するかのどちらかです。
給与体系や人事評価は会社によって異なり、仕事ができないのに給料が高い人材がいる会社は、仕事の内容ではなく、「勤続年数」や「社内営業」を評価基準にしているケースが考えられます。
勤続年数に応じて給料が定まる会社であれば、仕事をできない先輩社員を追い抜くことはできないですし、社内営業をしなければ給料が上がらず、仕事の成果を度外視して社内の人間に媚を売るのは精神的負担が大きいので、現実的に考えて仕事ができないのに給料が高い人を追い抜く術はないに等しいです。
仕事ができない人を横目に我慢しながら働くか、思い切って退職し、実力主義の会社に転職することをおすすめします。
高卒でも給料高い仕事はありますか?
高卒でも給料が高い仕事はあります。
以下に挙げる職業は学歴に関係なく未経験から始められ、実績を上げたり経験を積むことで高い給料を得られる可能性が高い職業です。
特徴としては、専門性があるものの難関資格を必要とせず、需要が高いため景気の変動にも強い職業です。
- ITエンジニア
- 不動産営業
- 保険営業
- 土木作業員
- 運送ドライバー
- 公務員
- 介護職員
- 工場の夜勤
- 農業
給料が高い仕事は男性だと何がありますか?
年収ランキング上位5位は以下の通りです。
- 1位:航空機操縦士(パイロット)
平均年収:1,773万円 - 2位:医師
平均年収:1,612万円 - 3位:大学教授(高専含む)
平均年収:1,075万円 - 4位:公認会計士/税理士
平均年収:1,031万円 - 5位:法務従事者(裁判官、弁護士など)
- 平均年収:1,041万円
これらは長い勉強期間が必要で、難関資格を有する職業なので、年齢にもよりますが途中から目指すのは難しい職業です。
資格を必要とせず入りやすい職業だと「経営コンサルタント」が平均年収839万円、「システムコンサルタント・設計者」は平均年収734万円と、コンサルタント職が高給水準です。
女性で給料が高い仕事は何がありますか?
女性でも給料が高い仕事はあります。
男性とほぼ同様で上位には、
- 1位:医師
平均年収:1,187万円 - 2位:大学教授(高専含む)
平均年収:1,023万円 - 3位:航空機操縦士(パイロット)
- 平均年収:892万円
- 4位:大学准教授(高専含む)
平均年収:841万円 - 5位:管理的職業従事者(議会議員など)
平均年収:743万円
などの入職のハードルが高い職業がランクインしています。
他にも、「助産師」「金融、保険業」「経営コンサルタント」「航空機客室乗務員(CA)」などは平均年収500万円以上で安定して収入を得られるでしょう。
給料の良い仕事は何がありますか?
「電気・ガス・熱供給・水道業」「情報通信業」といったライフラインに欠かせないものを扱う仕事は比較的給料が良いです。生活に必要不可欠なものなので、不況でもある程度安定して収入を得られます。
また、「金融・保険業」「不動産業」などの営業職は、契約を勝ち取った時のインセンティブが高いため、成功すれば20代で年収1,000万円を目指せます。ただ、心身ともにハードなのである程度の覚悟が必要です。
他にも、IT業界は年々需要が高まっているので、「システムエンジニア」や「プロジェクトマネージャー」などのIT職も将来性があります。
ITエンジニア系は座りながら体力を消耗することなく稼げる仕事ですが、知識と経験や実績が物を言う世界なので常に勉強して情報をアップデートしつつ、最先端のIT技術を習得し続ける必要があります。
楽で給料が高い仕事は女性高卒だと何がありますか?
肉体的負担が少ないという意味では、ITエンジニアがおすすめです。ITエンジニアは学歴や特別な資格を必要とせず、誰でも一から始められる仕事なので、入社後の頑張り次第で収入を上げられます。
また、常に知識をつけられれば、キャリアアップ転職もしやすい業界なので、早い段階でIT業界に入り込むことをおすすめします。
1番給料が高い仕事を教えてください。
1番給料が高いのは、男性だと航空機操縦士(パイロット)の平均年収1,732万円、女性だと医師の平均年収1,188万円です。どちらも長い勉強期間を必要とし、入社の段階で狭き門なので、その分給料は高く設定されています。
まとめ
この記事では日本の平均年収や業種ごとの平均年収を見ながら、将来的に高い給料を得る方法についてみてきました。
学生時代より準備を始めなければならない専門性が高い仕事は給料が高く、いかに下積み時代が大事であることがわかった一方で、「保険業」「不動産業」など、学歴や職歴に関係なく成果を上げることでどんどん給料を上げていける仕事もあります。
職業によって平均年収に大きな差がありますが、会社から評価されることで役職者に昇進したり、役員に就任して年収アップを狙うこともできるので、自分自身が置かれている状況を整理し、中長期的に将来のキャリア計画を立てることをおすすめします。
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