何もかも中途半端な自分を変えたい!中途半端な人生から一発逆転する方法

何もかも中途半端

何か新しいことを始めて最初はやる気満々でやっていたのにすぐ飽きてしまったり、気付いたらやらなくなってしまったりした経験がある方も多いのではないでしょうか。

最初は意気込んでいたけれど、「仕事が忙しいから」「今はまだやるべき時ではない」など、言い訳を作って何もかも中途半端になってしまうこともありますよね。

そこでこの記事では、何もかも中途半端な自分を変えたいと思っている方に向けて、結果を出すまで何かを継続する方法について解説します。ぜひこの記事を参考に、中途半端な人からやりきる人に生まれ変わってください。

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目次

そもそも中途半端な状態とは?

そもそも“中途半端”とはどのような状態のことを指すのでしょうか。

【中途半端】
始めた物事が完了しないでいること。態度などが徹底せず、どっちつかずの状態であること。また、そのさま。「何をやらせても中途半端で終わる」「中途半端な態度」(小学館 デジタル大辞泉)

辞書によると、上記の通りです。

完了というのは「完全に終わる」という意味を持っていますが、その基準は人によって異なります。

自分がある程度満足すれば「完了」の人もいれば、誰もが認めるほど完璧に終わらせてはじめて「完了」だと思う人もいます。

つまり、何か物事を始めた時に、自分の中で「ここまではやろう」というゴールを設定していた場合に、自分で決めたゴールに辿り着けていない状態が完了していない状態であり、中途半端な状態と言えるでしょう。

何もかも中途半端な人生になってしまう理由

過去を振り返ってみると学生時代から何事もやり遂げられずにいる方もいれば、昔はやり遂げられていたにも関わらず、大人になるにつれて何もかも中途半端になってしまった方、物事によってはやり切れるなど様々なパターンがあると思います。

ここからは、何が原因で中途半端な人になってしまうのか、その理由について解説します。

複数のことを同時にやっている

「二兎を追う者は一兎をも得ず」という言葉があるように、複数のことを同時並行でやろうとすると中途半端な人になりがちです。

好奇心旺盛で何事にも興味を抱けるのは長所かもしれませんが、同時並行で行うには自分の力量や時間配分などを正確に把握していなければうまくいきません。

例えば、ある資格の試験勉強をしながら副業も同時にやるとします。それぞれにかけられる時間はどのぐらいでしょう。試験に合格できるほどの勉強時間が確保できるでしょうか。十分な収入を得るための副業ができるでしょうか。同じような状況で両立ができなくなってしまったという人も少なくないのではないでしょうか。

何もかも中途半端にならないためには、計画を立ててやるべきことを一つ一つこなし、計画を遂行するために自分が受け持てる範囲を把握することが重要です。

心からやりたいと思えないものに手を出していた

最初は「楽しそう」と始めたことが、しばらくしたら「何か思ってたのと違う」となってしまった時に、それをやり切るのは難しいと思います。

いくら知人・友人などがやっていることで強くおすすめされた物事でも、自分が嫌いな物や全く興味が持てない事を継続するのは苦痛ですし、長続きしません。

中途半端な人にならないためにモチベーションを維持させるというのはとても重要なことで、心からやりたいと思えることをみつけるのがベストでしょう。

また、心からやりたいことに巡り会うために視野を広げて色々と手を出してみることは良いことですが、手を出しすぎて何も手につかないということがないように「本当に自分がやりたいことなのかどうか」を意識して物事に取り組みましょう。

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ビジョンを明確化できていなかった

あらかじめゴールとなる目標設定をしていないと、自分が何を目的にそれを始めたのか曖昧になってしまい、最終的に「やる必要がないことなのではないか。」とモチベーションが低下してしまうこともあるのではないでしょうか。

資格勉強であれば「合格して転職する」といったゴールに向けてビジョンを明確化できますし、貯金であれば「300万円貯めて車を買う」といった具体的な数字を思い描けます。

ビジョンが具体的であればあるほどモチベーションを維持しながら物事に取り組めるはずです。「自分が何のためにそれをやるのか」「やった後にどうなりたいのか」を明確に思い描いてから始めることで、中途半端な自分を変えられるのではないでしょうか。

何もかも中途半端な人の共通点を解説

自分が中途半端だと思う方は、何もかも中途半端な人の特徴や共通点を把握し、該当する点を意識して直すことで、ある程度解決できるかもしれません。

何もかも中途半端な人の共通点
  • 熱しやすく冷めやすい
  • 言い訳が多い
  • 誰かの考えに振り回されてしまう
  • 計画性がない
  • 1つのことに集中できない
  • すぐに怠ける癖がある

それぞれみていきましょう。

熱しやすく冷めやすい

マイペースで気分屋、好奇心旺盛で行動力がある方は色々なことに興味を持って始めてみるものの、新しいおもちゃを手にした子供のように取っては替えを繰り返し、最終的に何も得られないまま中途半端に終わってしまう可能性があります。

欲しい物を手に入れたら満足してしまう方や行動力があり、何でもとりあえず手を出してしまう方やコツコツと日々努力をするのが苦手な方は熱しやすく冷めやすい可能性が高いので要注意です。

言い訳が多い

「仕事が忙しいから」「体調が悪いから」「時間がないから」口を開けば言い訳じみたことばかり言ってしまう方は、中途半端な人になりやすいので注意が必要です。

「できない理由」を探すより「できる方法」を考えた方が成功の道は開けますし、前向きに考えている方が物事はうまくいきます。一度癖がついてしまうと直すには時間がかかるので、自分の考えが言い訳かどうか自分に問いかけてみてください。

誰かの考えに振り回されてしまう

「あの人がおすすめしてたから」「みんなやっているから」という風に周囲の流行りや考えに乗っかって後先考えずに始めてしまう方は何もかも中途半端になりがちです。

この場合、やるための理由が曖昧で続ける理由もないため、周囲がやめてしまえばまた流されてしまいますし、自分自身熱意があるのかも定かではないので気づかないうちに終わっているということもあり得ます。

自分が始めたいから始めたという確固たる意志をもって取り組まなければ、何もかも中途半端な人になってしまうかもしれません。

計画性がない

計画性がない方は自分の限界を超えた量の仕事を何も考えずに引き受け、気づいた時には一人ではどうにもならない状態になっているため、何もかも中途半端になりがちです。行動力があってもそれが裏目に出てしまい、本末転倒という結果を招きかねません。

自分の言動や行動に責任を持ち、有言実行するスタンスで取り組まなければ周囲の人にも「中途半端な人だな」と思われてしまいます。

1つのことに集中できない

さほど苦労しなくても何でもそつなくこなせる人は、何事も広く浅くになってしまい、1つのことに集中できない傾向があります。

たくさんのことができる一方で、1つのことを極めるところまではいかず、何もかも中途半端に終わってしまいがちです。

すぐに怠ける癖がある

やらなければならないことがあるのについグダグダと過ごしてしまい、「自分って本当にダメ人間だな」と落ち込んだことがある人も少なくないでしょう。行動力があり一瞬の熱量がものすごい反面、すぐに電池が切れて怠けてしまう方も中途半端な傾向があります。

学生時代は先生や親兄弟、友人など、注意してくれる人がいたかもしれません。しかし、大人になると自分のことは自分で管理しなければいけないので、つい怠け癖が出て「明日やろう」と物事を先延ばしにしてしまうこともあるでしょう。そして結果的に、何もかもが中途半端になってしまいます。

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何もかも中途半端な人から自分を変える方法

ここまで中途半端な人の共通点を見てきましたが、全部ではなくとも自分にも当てはまる点があった人は多いでしょう。

中途半端な人は周囲からの信頼を得られにくい印象を受けますが、そんな状態から脱するにはどうしたらよいのでしょうか。ここからは、中途半端な人が自分を変える時に押さえておきたいポイントをご紹介するので、参考にしてみてください。

物事の優先順位を決める

中途半端になってしまうのは、マルチタスクをやろうとするあまりシングルタスクすらこなせていないからかもしれません。仕事においてタスク管理が重要であるように、日頃から物事に優先順位をつけて順番に完了させることを意識しましょう。

たまに同時進行で2つ以上のことを進められる器用な人がいますが、そもそも人間の脳は2つ以上のことを同時に進めるには不向きです。複数のことを優先順位をつけて1つずつこなすことが最終的に一番効率が良く、誰にでも身につきやすい能力です。

優先順位のつけ方として、以下の手順に沿って行うことをおすすめします。

1.やることリストを作る
メモにやることを箇条書きで書いていきます。この時には深く考えず思い浮かぶ物事をひたすら列挙します。

2.やらないことを決める
列挙したやることの中で、時間的にできないこと・やる必要がないものを消していきましょう。

3.「重要度」「緊急性」に分ける
ここから優先順位をつける作業に移ります。やることリストにある物事を以下の4つの中のどれに当てはまるのかをそれぞれ分類していきます。

  1. 重要度が高く、緊急性も高い
  2. 重要度は低いが、緊急性が高い
  3. 重要度は高いが、緊急性が低い
  4. 重要度が低く、緊急性も低い

優先順位は【1】が最も高く、【4】が最も低いです。

【2】と【3】は状況により優先度が入れ替わる可能性がありますが、【2】はあまり溜め込まずに適度に完了させることをおすすめします。まずはやることリストに書いてある物事がいつまで経っても完了できないということがないようにしましょう。

明確な目標を設定する

目的地が決まっていないまま地図を見ながら道を歩いても、迷路のように彷徨い続けてしまい最後は諦めてしまうものです。中途半端にならないためには「何をもって完了とするのか」という最終的なゴールを明確にしたうえで始めるのがベストです。

まずは目標を設定し、それを達成するために何をどのようにすれば良いのか具体的な行動レベルにまで落とし込む必要があります。以下で基本的な目標設定方法として「ベーシック法」というものをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

ベーシック法の4ステップ
STEP
目標項目の設定:何を達成するのか

まずは次の分類の中から項目を設定します。取り組もうと思っていることに照らし合わせてみてください。

  • 現状の強みの強化
  • 苦手、弱みの克服
  • 現状維持をする
  • 新しいことにチャレンジする
STEP
達成基準を決める:達成の具体的な基準は何か

数値や具体的な状態を決めて達成が目に見えるようにします。

例えば仕事であれば「売上目標に対して120%達成」や「月の残業時間を5時間削減して効率化」、プライベートであれば「1,000万円貯金する」「日商簿記1級に合格する」といったように具体的な基準を決めましょう。

STEP
期限を設定する:いつまでに達成するのか

すぐにでも行動を起こすためには、「6ヶ月後の資格試験に合格」「3年後に車を購入」といった具体的な期限を設定するのが効果的です。

貯金などのコツコツと長年かけて継続しなければならないことに関しては、最終的なゴールの間に短い期限を設定して、モチベーションを維持することをおすすめします。

STEP
達成計画を立てる:どうやって達成するのか

達成するための計画については具体的であればあるほど継続できる確率が上がるので、「参考書・過去問集を1冊ずつ3周する」「毎月○円貯めていつまでにいくら」といったように具体的に決めます。

達成計画についても、達成までの道のりが遠く長い場合は、間に短い達成基準を設けて、自分が迷子にならないように気をつけましょう。

環境を整える

部屋が散らかっている人やパソコンのデスクトップ画面にファイルが散らばっていてごちゃごちゃしている人は頭の中も整理しきれておらず、計画的に物事を進められないことが多いです。

断捨離をして物をなくしたり自分の部屋や机といった身の回りをしっかりと整理するなど、やるべきことをやるためには環境から見直す必要があります。

また、暇があるとスマホばかりいじったり、とりあえずテレビをつけてダラダラ過ごしたりするといったような無駄な時間を減らしていけると良いでしょう。集中したい時は一時的にスマホを手元に置かないなどの工夫をすることで、自分が集中して何かに取り組む環境を整えましょう。

周りの人に宣言する

「今年の11月にFP2級に合格する!」「5キロのダイエットをするために今日から毎日走る!」など、周囲の人にやるべきことを宣言して有言実行を試みることで、自分にプレッシャーをかけるのも効果的な方法です。

後戻りできないよう周りの目をうまく利用して、やるべきことに取り組んでいきましょう。

素敵なゴールをイメージする

「憧れの税理士資格を取って年収1,000万円を実現させる」「5キロのダイエットに成功して彼にプロポーズされたい」など、掲げた目標を見事達成した後に素敵なゴールが待っていると想像したらワクワクしますよね。

勉強やダイエットは想像以上に辛いかもしれないけれど、その先にある明るい未来に向けてなら頑張れるかもしれません。“やらなければならない”ではなく“やりたいと思えるように自分の考え方をシフトしましょう。

口癖を変える

「痩せてキレイになりたい!でも、自分から食べることを奪ったら唯一の楽しみがなくなる。」
「仕事が終わらず帰れそうにない!だって自分一人で抱えられる業務量じゃないから。」

このように「でも」「だって」が口癖になっている方は意外と多いのではないでしょうか。

「でも」や「だって」を使ってしまうとそれが口癖となり、気付いたら開口一番に口にしてしまうものです。中途半端な人にならないためにも、そのような口癖を卒業する必要があります。

「痩せてキレイになりたい!“それなら”、もう少し甘いものを減らさなきゃ」
「仕事が終わらず帰れそうにない!“だったら”周囲の人に手伝ってもらえるように声をかけよう」

このように、まずは自分や人に対して素直な気持ちを心がけ、ネガティブな言葉はポジティブに変換するように意識しましょう。

根拠のない自信を持つ

余計なことを考えすぎてしまう人にありがちですが、人は不安に駆られると自信をなくし、失敗ばかり繰り返してしまいます。失敗を繰り返すといつまでもできない理由ばかり探してしまい、そこから抜け出せなくなります。

そんな時こそ余計なことは考えず「何かいけそうな気がする!」と根拠のない自信を持って物事に取り組みましょう。

何も考えずにただ一生懸命に何かをすると意外とうまくいき、一度うまくいくと自分に自信が持てるようになるため、一気に物事が好転する可能性もあります。自分を卑下したり周囲と比べたりせずに、がむしゃらにやれることをやるのが大事です。

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転職エージェントに無料相談してみるのもあり!おすすめ転職エージェント

何もかも中途半端な人の中には、仕事さえも中途半端で会社からうまく評価してもらえない方もいるのではないでしょうか。

1日の3分の1以上を占める仕事において何か目標を設定し、途中で投げ出すことなく計画的にこなすことができれば、あなたは中途半端な人を卒業できるかもしれません。また、仕事が中途半端な人は今の仕事に満足できておらず、潜在的に何か別のことを求めているケースも考えられます。

そこでここからは、何もかも中途半端な状態を転職という手段でやり直すためにおすすめの転職エージェントを紹介します。

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まとめ

この記事では中途半端な人の特徴や中途半端な状態から脱する方法、おすすすめの転職サイトをご紹介してきました。

何もかも中途半端な状態から抜け出すためにできることは特別なことはなく、今日からでもできることが多いとお分かりいただけたのではないでしょうか。

自分の力だけではどうにもならない場合は、仕事のことであれば転職エージェントに頼るのも1つの手です。

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