履歴書の本人希望記入欄の書き方|希望職種&勤務地&給与額を実例付きで徹底解説!

履歴書の本人希望記入欄の書き方

「本人希望記入欄に希望年収や働きたい時間帯を書いても良い?」「待遇の交渉ができる?」と、自分の希望を自由に書けると思う方も多いでしょう。

確かに書いた方が印象が良いケースはありますし、ブランクや「なし」だけだと印象が悪い気もしますよね。

かといって、希望する待遇をありのまま書くのもこれから選考を控えている身として採用担当から「わがままな人だな」とマイナスの印象を与えかねません。

そこでこの記事では、履歴書の本人希望記入欄の正しい書き方について徹底解説していきます。選考を少しでも有利に進めるための参考にしてください。

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目次

履歴書「本人希望記入欄」におけるルール

本人希望記入欄に書かれていることは、採用担当からすると「入社条件」が書かれていると思って目を通します。

そのため、「年収500万円を希望します」「週休3日で働きたいです」など、自分が思った希望条件を何も考えずに書いてしまうと、他の内容が良くても本人希望記入欄のせいで書類選考で落とされてしまうリスクもあります。

あくまでも求人情報などの現実的な内容に対して、特別な事情がある場合に書く欄であることを覚えておき、待遇面などの条件交渉については面接に進んでから考えましょう。

ここからは、本人希望記入欄を書く際のルールについて紹介します。

本人希望記入欄の書き際のポイント

本人希望記入欄を書く際のポイントは以下です。

①絶対条件がない限り「貴社の規定に従います」と記入する

履歴書の本人希望記入欄は、特に書く内容がなくてもブランクや「特になし」という書き方ではなく、基本的には「貴社の規定に従います」と記入するのがマナーです。

②応募職種が複数ある場合、希望職種を書く

応募する企業によっては同時期に複数の職種で求人募集をかけているケースがあるので、その時は自分が応募している希望職種を書きましょう。

そうすることで、採用担当が書類選考を進める際にスムーズに確認ができます。

③選考段階での希望がある場合、謙虚さが伝わるように書く

書類選考の段階で、採用担当と連絡可能な時間帯が限られている場合などは、遠慮せずに本人希望記入欄に記入しましょう。

その時に、「在職中のため、平日○時以降にご連絡頂けますと幸いです」というように、謙虚さと丁寧さを意識して書くように心がけてください。

本人希望記入欄を書く際の注意点

①希望条件や待遇については原則書かない

履歴書の本人希望記入欄は採用担当が「入社条件」を判断する項目なので、応募者が希望する年収や条件、待遇について書くのはNGです。

②志望動機や自己PRは書かない

本人希望記入欄に書く内容がないという理由で埋め合わせるようなかたちで志望動機や自己PRを書くのは、採用担当から「マナーがない人だ」とマイナスの評価をされてしまう可能性が高いため控えましょう。

③「特になし」「ありません」は書かない

本人希望記入欄に「特になし」と書いてしまうと、「何にも興味がない人なのだな」「主張もなければ受け入れの気持ちもない」という印象を持たれる可能性があります。

そのため、社会的な一般常識としてせめて「貴社の規定に従います」と書きましょう。

履歴書「本人希望記入欄」の書き方

基本的に自分の本当の希望を書けないのであれば「本人希望記入欄なんていらないのでは?」と思う方も多いと思います。

しかし、意味があるから履歴書に項目があります。果たして、本人希望記入欄は何のためにあり、何を記載すべきなのか。理由と併せて紹介します。

本人希望記入欄=入社絶対条件として捉えられやすい

書類選考で履歴書に目を通す際の本人希望記入欄の位置付けとしては、“できればこの条件が良い”というレベルのものではなく“そもそもこの条件が叶えられなければ、働けない”というマスト条件を伝える役割を担っているパターンが多く見受けられます。

そのため、あくまでも希望条件である「希望年収」や「希望勤務時間」を記載するとそれが“絶対条件”として解釈され、書類選考段階で候補から除外されてしまう可能性があるので、本人希望記入欄は「どうしても伝えなければならない働けない入社条件欄」であることを理解しておきましょう。

基本的には「貴社の規定に従います」と書く

自分自身の心身の事情や家庭の並々ならぬ事情などでない限り、本人希望記入欄には「貴社の規定に従います」と書くことをおすすめします。

もちろん就職・転職活動をしている以上、働く上での希望条件はあって当然ですが、働く上での条件のすり合わせに関しては選考が進み、面接や内定の前後に会社側と話す機会があるので、その時に希望条件について伝える流れでタイミング的にも問題ありません。

履歴書などの選考書類は、採用担当からすると応募者の経験やスキル、人格などを把握する第一印象を左右するカギです。

まだ選考も進んでいなければ、採用するかの判断もしていない状態で、あれこれと条件を主張するのは、「身勝手な人間」というネガティブな印象を与えかねないので、せっかくの選考を最初から棒に振る行為に他なりません。

あくまでも履歴書は、応募企業に対して応募者がスキルや熱意を伝えるツールであり、企業への要求を行うものではないことを覚えておきましょう。

「高評価してもらえる本人希望記入欄を作りたい」という方は、転職エージェントを積極的に活用しましょう!

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履歴書の本人希望記入欄で書いてもOKなこと

履歴書の本人希望記入欄は原則的に余計なことは書きませんが、人によっては働く上で、ある一定の条件を満たさなければ“働けない”事情があったり、あらかじめ書いておいた方が良いケースも考えられます。

ここでは、本人希望記入欄に書いてもOKなことを紹介します。

  • 希望職種があること
  • 勤務希望地や待遇があること
  • 健康上の理由で就業における希望があること
  • 転職活動における希望があること

それぞれみていきましょう。

希望職種があること

応募企業によっては同じタイミングで複数の職種を募集しているケースがあります。その場合、応募者がどの職種に応募しているのか採用担当側で判断が付かなくなってしまう可能性があるため、本人希望記入欄に希望職種を記載すると良いでしょう。

気をつけるポイントとしては、募集要項に記載されている職種をそのまま書くようにしてください。

例えば、営業の仕事でも「営業職」「セールス」「法人営業」「個人営業」など、募集要項によって記載の仕方が変わります。

事務においても「経理事務」「一般事務」「営業事務」など、求人情報に表記されている通りに書きましょう。

書き方の例
  • 「事務職を希望致します。」
  • 「営業職を希望致します。(※勤務地、待遇面等は貴社の規定に従います。)」

※のように追記しても構いません。

勤務希望地や待遇があること

「親族の介護」など、やむを得ない事情により通勤の都合で勤務地がある程度制限されてしまう場合などは理由も含めて簡潔に書いた上で、希望勤務地を明記しましょう。

現実的に「ここでなければ絶対的に難しい」ということでなければ、エリアに関して幅を持たせた方が良い印象を持ってもらえます。希望勤務地をいくつか挙げる。希望勤務地を首都圏エリアなどにして幅を持たせ、細かい点は面接後に交渉できる余裕を持つと良いです。

書き方の例

介護が必要な家族がいるため、〇〇、□□、△△の勤務地を希望致します。

また、「子供の保育園お迎え」など、入社後にやむを得ない事情によって勤務時間が限定されたり、残業が不可能な場合には、理由も含めて簡潔に書いた上で、希望する時間帯や残業可能な時間などを明記しておくと良いでしょう。

書類選考の段階で理由に納得してもらえれば、面接時に詳しく話を聞いた上で採用を検討し、柔軟に対応してくれる企業もあります。

書き方の例

子供の保育園迎えのため、毎週〇曜日、△曜日につきましては□時の退勤とさせて頂けますと幸いです。

健康上の理由で就業における希望があること

「何か業務において支障が出る可能性がある持病を抱えている」「健康上の都合で勤務できる時間が限られている」「定期的に休暇を必要とする」このような場合は本人希望記入欄に記載しておいた方が良いですが、業務に支障が出ないのであれば、わざわざ書く必要はありません。

具体的な病名を明記する必要はありませんが、面接時に聞かれる可能性はあるので、その時に詳細を伝えましょう。

書き方の例

業務に支障はありませんが、持病の定期検診のため○ヶ月に一度、半日休暇を希望致します。

転職活動における希望があること

本来、本人希望記入欄には入社後の希望を明記しますが、在職しながら転職活動をしている方の場合は、普段連絡が取れる時間帯などを書くことも可能です。むしろ採用担当の負担を減らすという意味でも明記するのがマナーといえます。

連絡がつきやすい曜日や時間帯を伝えることでその後の選考においてスケジュール調整がスムーズにいきますし、採用担当が何度も連絡せずに済みます。在職中の転職活動となると周囲にバレたくないと思うので自分にとってもありがたいことです。

常に連絡が取れる状況にある方は書く必要はないですが、連絡可能時間帯が限られている方はかならず書きましょう。

書き方の例
  • 「在職中のため、平日○時以降にご連絡を頂けますと幸いです。」
  • 「在職中のため、以下の時間帯は電話に出られません。連絡不可時間帯:平日9時〜18時(12時〜13時は可)」
  • 「連絡可能時間帯:平日19時以降。留守番電話やメールアドレスにご連絡頂いた場合、確認次第折り返しご連絡させていただきます。」

また、現職の退職日が決まっており、入社可能なタイミングが決まっている場合は、あらかじめ入社可能日を明記しておくのも良いと思います。

書き方の例
  • 「現職を○月末日退職予定のため、〇月1日より入社可能です。」
  • 「退職日:20××年○月30日」
  • 「退職日:20××年○月30日 入社可能日:20××年○月1日」

「こんな書き方で合っているのかな?」「どこまで書くべきか分からない」という方は、転職エージェントに相談してみましょう!

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履歴書の本人希望記入欄で書くとNGなこと

書類選考の時に、応募企業に自分自身の願望や本当の希望を要求するなど、履歴書の本人希望記入欄の書き方次第で選考が不利になるリスクが潜んでいる内容があります。ここでは書くとNGなことの代表例を挙げるので、しっかりと理解した上で本人希望記入欄を作成しましょう。

給与・待遇

本人希望記入欄で給与や待遇について触れるのはご法度です。なぜならば、働く上での並々ならぬ絶対条件ではない上に、ただただ採用担当にわがままな応募者であるという悪い印象を植え付けてしまう可能性が高いからです。

最終面接や内定後に条件交渉できるタイミングがあるので、伝えたい気持ちは抑えてその時まで待ちましょう。

志望動機・自己PR

履歴書の志望動機欄は書ける量が限られており、自己PRできる箇所が少ないため、本人希望記入欄を使用して補足的に志望動機など追加でアピールしたい気持ちは山々な人もいるでしょう。

しかし、採用担当からすると、求められていることに対して正確に対応できない人だと思われ、マイナスの評価につながる可能性があるのでNGです。

各項目が持つ意味をしっかり理解し、履歴書を作成するとともに、プラスアルファでアピールしたいことがあるようであれば履歴書とは別に「自己PR書」や「志望動機書」などを作成するのもアリだと思います。

履歴書「本人希望記入欄」で「特になし」「ありません」はNG

特に書くことがなくても「特になし」「ありません」と書いてしまうと、どこか素っ気ない印象を持たれたり、「この人やる気ないな」とマイナスのイメージを持たれる可能性があるため、そのような表現は控えましょう。

ブランクのままでも記入漏れやマナーがないと思われてしまうので、「貴社の規定に従います」を忘れずに記載すると良いです。

本人希望記入欄の書き方&実例

本人希望記入欄の書き方&実例を紹介していきます!

希望職種の書き方

希望職種については応募企業が複数の職種を同時に募集しているケースが多く、書類選考で最初に履歴書に目を通す際に、どの職種での応募かわかりやすく伝える意味でも、本人希望記入欄に希望職種を記載することをおすすめします。

希望職種の書き方のポイントとしては、求人情報に表記されている職種と同じ表記で書くことです。

例えば、「Webデザイナー」を「デザイナーを希望」と書いたり、「アシスタントディレクター」を「ADを希望」と書かないように注意が必要です。

以下に、希望職種の書き方の良い例を挙げます。ポイントは、希望職種だけを書くのではなく、その職種を希望する理由を示すことです。そうすると、志望動機や自己PRの補足ができ、プラス評価につながります。

希望職種の書き方の良い例

編集ディレクターを希望。前職の出版社でのスケジュール管理、社内スタッフ・外注スタッフへの指示の経験を貴社の業務に活かせると自負しています。

希望勤務地の書き方

全国に複数の拠点を持つ企業では、各エリアの募集だけでなく全国エリアでの募集をしていることが多いです。

その場合、自分の中で勤務先の希望がある場合でも、「希望勤務地:東京」など要望を押し付けるのではなく、「貴社の配属に従います。」と書くのがベストです。

ただ、やむを得ない事情により希望勤務地が限られている場合は、「〇〇のため、できれば□□を希望致します。」と理由を明記すると良いでしょう。

以下は、企業側に判断を委ねる最もスマートな書き方です。

希望勤務地の書き方の良い例①

貴社の規定に従います。

次に、自分のわがままではなく、やむを得ない事情により勤務地が限られる場合の書き方です。

希望勤務地の書き方の良い例②

親の介護が必要なため、自宅から通勤可能な範囲を希望致します。

希望給与額の書き方

収入アップを目的とした転職活動をしている方からすると、転職後の給与額は重要視すべきポイントですが、給与額については書類選考段階ではなく、面接を重ねるうちに交渉の機会が訪れるため、希望給与額の欄があったとしても原則は「貴社の規定に従います。」と書くのが無難です。

仮に具体的な金額を明記するとしても、現実的な現在や過去の自分自身の給与額を記載する程度に留め、あくまでも企業側の判断に委ねるニュアンスを意識しましょう。

以下は、原則のパターン例です。

希望給与額の書き方の例①

貴社の規定に従います。

次に、どうしても最低限現状と同等またはそれ以上を希望する場合の例です。

希望給与額の書き方の例②

現在の給与を下回らない程度の給与を希望致します。

次は、希望給与額欄で入社意欲を伝えるパターン例です。

希望給与額の書き方の例③

前職では〇〇万円頂いておりましたが、金額については貴社の規定に従います。金額にかかわらず、結果にこだわり、貴社に貢献することを最優先に取り組みたいと思っています。

退職時の給与額の書き方

手取り額ではなく、残業代や歩合給などを含めない支給額で記載します。
表記の仕方は、小数点を用いて千円単位の金額で表記するのがベストです。

退職時の給与額の書き方の例

30.0万円

入社可能日の書き方

在職中で転職活動を行なっている場合、在職の引き継ぎなどの関係で、入社日を調整する必要がでてくるケースがほとんどなので、入社可能な最短の日付を書きましょう。

採用側もすぐに入社して活躍してくれる人材を求めているケースが多いので、入社可能日を未定と記載しないように注意が必要です。

また、通常は入社日を1ヶ月後、遅くても2〜3ヶ月後を想定しているため、入社可能日が不明な場合はせめて「採用後、約1ヶ月後に入社可能」など、限定しすぎない書き方が無難です。

いつからでも入社可能な場合は、そのまま伝えておくと良いでしょう。

入社可能日の書き方①

即時入社可能

採用側としてはできるだけ早く入社してほしいと思いますが、引き継ぎが必要であることを書くことで後々入社時期を調整しやすい上に、採用担当から「責任感のある人だ」とプラスに捉えてもらえる可能性もあります。

入社可能日の書き方②

引き継ぎ期間が必要なため、〇月□日から入社可能

既に現職の退職日が確定している場合は、退職日と入社可能日を具体的に記載した方が採用側も入社手続きのイメージがつきやすいでしょう。

入社可能日の書き方③
  • 退職日:〇〇年〇月□日
  • 入社可能日:〇〇年〇月□日以降

「本人希望記入欄の書き方に自信が持てない」という方は、転職エージェントの利用をおすすめします!

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履歴書の本人希望記入欄に関するQ&A

ここからは、本人希望記入欄に関する不明点や疑問点を解消できるように、よくあるQ&Aをまとめて紹介するので、本人希望記入欄を書く際の参考にしてください。

希望給与額の書き方を教えてください。

書類選考の段階で希望給与額を書いてしまうと、わがままな人という印象を与えかねないため、原則書かない方が良いです。

ただ、本人希望記入欄をブランクにするのもマナーを知らない人だと思われるので、「貴社の規定に従います。」と書くのがベストです。

履歴書の本人希望記入欄はアルバイトだと何を書けばいいですか?

本人希望記入欄には、働く上での絶対条件を書くケースが多いので、アルバイトの場合は、社会保険など扶養内で働く予定で、働く時間や給与額の上限に制限があるケースや、逆に社会保険加入を希望している。

また、家庭の事情で働く上での何かしらの制限がある場合は事前に書いておきましょう。

以下に書き方の例を記載するので参考にしてください。

アルバイトの本人希望記入欄書き方の例
  • 「扶養内での勤務を希望致します。」
  • 「社会保険の加入を希望致します。」
  • 「月に一回、通院のため休みを頂戴致します。」
  • 「子供が体調を崩した時は早退させて頂く可能性がございます。」
転職者用履歴書の本人希望記入欄の場合、何と書いたらいいですか?

特に働く上での絶対条件がなければ、「貴社の規定に従います。」が無難ですが、在職しながら転職活動する方の場合は、転職活動における連絡可能時間帯、退職日や入社可能日を記載しておくと内定後の入社スケジュールでスムーズに予定が進められると思います。

転職者用の本人希望記入欄書き方の例
  • 「在職中のため、平日○時以降のご連絡を頂けますと幸いです。」
  • 「現職を○月末日退職予定のため、〇月1日より入社可能です。」
履歴書の本人希望記入欄は、空欄で提出してもいいですか?

「特になし」「ありません」と書くのと、「貴社の規定に従います。」と書くのでは、どちらが印象が良いでしょうか。恐らく後者の方がマナーを知っていて丁寧な印象を受けると思います。

本人希望記入欄はその条件がクリアできなければ入社できない絶対条件を書く欄なので、何もなければ「貴社の規定に従います。」と書くことをおすすめします。

履歴書の本人希望記入欄は病院に勤務する看護師の場合、何と書けばいいですか?

病院勤務の看護師の本人希望記入欄についても他の職種と書くことはほとんど変わりませんが、複数の診療科で看護師を募集している場合は、希望する診療科を書くと良いでしょう。

看護師の本人希望記入欄書き方の例①
  • 第一希望:〇〇科
  • 第二希望:□□科
  • 第三希望:△△科
看護師の本人希望記入欄書き方の例②

・〇〇科
※希望する診療科でない場合でも、貴院で積極的に学びたいと考えています。

履歴書の本人希望記入欄は「休み希望」と書くのはアリですか?

本人希望記入欄に休み希望を書いても問題ありません。なぜならば、休まなければならない絶対的な理由があるにも関わらず、それを事前に伝えず長く働き続けることは、後々のトラブルなどを考えると難しいからです。

ただし、あくまでもその条件が満たせなければそもそも働けない絶対的な事情がある場合に限ります。ただ単に気分的に休みたいからという理由で書いてはNGであることを理解しておきましょう。

以下にケース別で書き方の例を挙げるので、自分の状況と照らし合わせて参考にしてください。

部活動に所属している場合
  • 勤務時間:18時以降を希望致します。
  • シフト:火、木、土、日を希望致します。

※部活動の大会などがある月については別途ご相談させて頂けますと幸いです。

子供がいて休園日の出勤が難しい場合

保育園に通う子供がおりますが、休園日である日曜日以外であればどの曜日でも出勤可能です。

学校行事の参加がある場合

通学中の子供がおり、学校行事や長期休暇と重なる日はお休みをご相談させていただく場合がございます。予定は1ヶ月程前にはわかりますので、早めにご相談できるように努めてまいります。
その他、勤務時間・勤務日は貴社の規定に準じます。

通院している場合

業務に支障はございませんが、通院のため月に1回の午前休暇を希望致します。

介護が必要な家族がいる場合

介護が必要な家族がいるため、平日18時までの勤務を希望致します。

履歴書の本人希望記入欄で「帰省するための休暇」希望の旨をあらかじめ書いても大丈夫ですか?

並々ならない事情がある場合以外は基本的には書かない方が望ましいです。家庭の事情により、帰省しなければ働けない絶対的な理由がない限り、採用担当にわがままな印象を与えてしまう可能性が高いです。

面接などの質問時間を利用し、帰省するための休暇制度があるかどうか。帰省するために有給休暇などを取得できる環境があるか、などを聞く程度に留めておくことをおすすめします。

まとめ

履歴書の本人希望記入欄は、書き方のマナーを守り、その欄がある意味を理解することで、就職・転職活動をスムーズに進め、入社後のミスマッチやトラブルなどのリスクを回避できる便利な記入欄です。この記事を参考にぜひ転職活動に役立ててください。

志望動機を自分ひとりで作れるか不安という方は、転職エージェントを積極的に利用しましょう!

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