特集::ロンドンパラリンピック
Special edition London Paralympic

ごあいさつ


中森邦男

日本代表選手団長
中森邦男

ロンドン2012パラリンピック競技大会に向けて




ロンドン2012パラリンピック競技大会参加にあたり、日本代表選手団を代表してご挨拶を申し上げます。
初めに、135人の日本代表選手が17競技に参加できることを選手、競技団体、役員及びその他の支援をいただいた関係者の皆様とともに喜びたいと思います。

現在のパラリンピックで繰り広げられる選手のパフォーマンスは、大きく向上しエリートスポーツにふさわしいものになりました。オリンピック招致にパラリンピック開催が含まれるようになった2008年の北京大会では、金メダルの18.9パーセントは中国選手団、8.9パーセントは英国選手団が獲得しました。パラリンピックを主催する国は、自国選手の活躍が大会の成功につながることで、国を挙げての強化を進めており、その他の国も同様の強化を実施するようになってきました。

日本選手の北京大会での成績は、選手は自己記録を更新するなど競技力を向上させましたが、少しの差で力が及ばなかった状況で、メダル獲得数はアテネ大会から大幅に減少する結果になりました。日本の選手強化は、北京大会以降の日本政府の選手強化事業が新たに実施されるなど、環境面で大きく前進をしているところです。

ロンドン大会では、複数の競技で金メダル獲得、団体競技でメダル獲得、全競技で入賞を目標に、前回大会の成績を上回ることを目指したいと思っております。日本代表選手は自己の競技力を100%以上発揮できるようにすること、競技チームの監督、コーチ及び役員はその環境を整えること、本部役員は選手、競技チームが安心して競技に集中できるよう諸々の支援をすることなど、それぞれの役割に責任を持って参加します。そして、国を代表する者としての自覚と品格のある行動、その上での国際交流を実現したいと思います。ロンドン大会ではNHKとスカパー!が放送を予定しております。日本選手の活躍が日々の番組やニュースで多く放映、報道されることで日本国民の障害者の理解が更に深まり、また、大会以後の障害者スポーツの環境がさらに良くなっていくことを期待しております。みなさんの熱い声援をお願いします。