臨床検査技師転職サイトおすすめランキング!専門家が高品質な求人サイトを厳選

臨床検査技師転職サイト

臨床検査技師は、取得するスキルや経験、就業先によって活躍の場が広がる職種です。つまり、キャリア設計をしっかりしなければ求人のミスマッチなどになる可能性があるので、転職する場合には慎重に進めなければなりません。

1人で転職活動を進める際には、企業研究や情報収集、面接対策を全て1人でこなさなければなりません。しかし、転職エージェントを活用すれば、プロがマッチ度の高い求人を紹介してくれるだけでなく、履歴書と職務経歴書の作成サポートや面接対策なども行い、転職活動を徹底サポートしてくれます。

この記事では、臨床検査技師におすすめの転職サイトをご紹介します。臨床検査技師の転職事情や体験談などもご紹介するので、転職サイト選定や転職活動の参考にしてみてください。

目次

臨床検査技師の転職サイトおすすめランキング【TOP9】

臨床検査技師におすすめの転職サイトをランキング形式でご紹介します。転職サイトを複数登録して、少しでも良い条件の求人と出会えるようにしましょう。

レバウェル医療技師

レバウェル医療技師
求人数臨床検査技師、臨床工学技士向けなどの求人多数
非公開求人数非公開
雇用形態正社員(常勤)
対応エリア全国
運営会社レバレジーズメディカルケア株式会社
特徴
  • 大半が非公開求人で高収入、好条件の案件が多い
  • 給与交渉も任せられる
  • LINEで気軽に相談可能

大半が非公開求人で高収入、好条件の案件が多い給与交渉も任せられるLINEで気軽に相談可能

レバウェル医療技師は、ヘルスケア領域の人材紹介を行っているレバレジーズメディカルケア株式会社が2021年にスタートさせたサービスで、臨床検査技師や臨床工学技士、放射線技師向けに特化しており、最適な転職を支援してくれています。

臨床検査技師の転職支援の実績があるキャリアアドバイザーが支援、キャリア相談にも乗ってくれ、給与や条件などの交渉もプロ目線でしっかり行ってくれます。

求人の大半が非公開求人で高収入、好条件が期待できるため、年収アップなどを目的に転職活動している人は必見です。

また、休日や時間も関係なく、気軽にLINEで転職相談もできるので、仕事をしながらでも転職活動が成功しやすいでしょう。

KJB検査技師人材バンク

KJB検査技師人材バンク
求人数約4,700件
※2024年4月現在
非公開求人数非公開
雇用形態常勤(正社員)・非常勤
対応エリア全国
運営会社株式会社エス・エム・エス
特徴
  • 病院の求人が豊富
  • 履歴書と職務経歴書の添削、面接対策など手厚い
  • サポート各地域の転職市場に精通したアドバイザーが在籍

KJB検査技師人材バンクは、IT系の転職サイトなどを運営している株式会社エス・エム・エスが提供しているエージェント型転職サイトです。

主要都市を中心に臨床検査技師向けの求人が集まっていて、各地域の転職市場に精通しているキャリアアドバイザーが転職をしっかりサポートしてくれるのも魅力です。

また、常勤だけでなく週3日以降の求人からも選択できるので、非常勤勤務を検討している人にも向いています。さらにKJB検査技師人材バンクは、比較的病院の求人が多いので、病院の転職を目指したい人は、登録を検討してみましょう。

doda

doda
公開求人数約243,000件
※2024年4月現在
非公開求人数約39,000件
※2024年4月現在
雇用形態正社員(常勤)、契約社員
対応エリア全国
運営会社パーソルキャリア株式会社
特徴
  • 求人数がトップクラスの総合型転職サイト
  • スカウト機能も利用できる
  • 職種別のページも活用できる

dodaは、パーソルキャリア株式会社が運営している総合型の転職サイトです。

dodaには臨床検査技師の求人だけでなく、IT業界や商社などの一般企業の求人も掲載されています。しかし、検索機能を駆使すれば臨床検査技師の求人も洗い出し可能です。

また、dodaにはエージェント機能の他にもスカウト機能があります。自分の経歴やスキルに興味のある企業や病院から直接連絡がくるので、求人の選択肢を広げることができ、待っているだけでも求人に出会うことができます。

臨床検査技師向けのページもあり、そこから情報もキャッチできるので、総合型でも選択肢を広げて求人選定できるでしょう。

マイナビコメディカル

マイナビコメディカル
求人数約2,100件
※2024年4月現在
非公開求人数非公開
雇用形態常勤(正社員)・契約社員・非常勤
対応エリア全国
運営会社株式会社マイナビ
特徴
  • 業界大手で信頼度も高い
  • 求人先企業の独自情報も入手している
  • 入職後のフォローも充実

マイナビコメディカルは、業界大手の株式会社マイナビが提供する医療業界特化の転職サイトです。知名度も高いため信頼度も厚く、実績やノウハウを活かした転職支援が期待できます。

また、マイナビコメディカルは優良企業の求人も多数保有しているので、条件に合った求人も見つかりやすいでしょう。

常勤だけでなく契約社員や非常勤求人も多数扱っており、幅広く転職を検討している人は条件に合う求人と出会いやすいでしょう。

マイナビコメディカルのもう一つの強みは支援力です。20代などの転職活動が初めての人でも安心して利用できるよう、転職活動のスタートから入職後のフォローまで行ってくれます。

一人の転職活動が不安な人は、是非マイナビコメディカルを利用しましょう!

リクルートエージェント

リクルートエージェント
公開求人数約383,000件
※2024年4月現在
非公開求人数約213,000件
※2024年4月現在
雇用形態正社員(常勤)
対応エリア全国
運営会社株式会社リクルート
特徴
  • 業界トップの求人数
  • 大手の実績とノウハウを活かしたキャリア相談が可能
  • 独自求人も多い

リクルートエージェントは、業界最大手の株式会社リクルートが運営している転職エージェントです。

総合型の転職エージェントなので、臨床検査技師に特化しているわけではありませんが、医療業界の求人から一般企業などの求人も見ることができるので、選択肢を広げたい人におすすめです。

業界最大手ということもあり、独自求人も多数保有しており、ここでしか出会えない案件も複数あります。少しでも多くの求人に出会いたい人にも向いています。

キャリアアドバイザーも業界に精通している人が担当してくれるので、安心して任せられるでしょう。

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公式サイト:https://www.r-agent.com/entry

パソナキャリア

パソナキャリアの評判
求人数約35,000件
※2024年4月現在
非公開求人数非公開
雇用形態正社員(常勤)
対応エリア全国
運営会社株式会社パソナ
特徴
  • 女性の転職支援が強み
  • マッチ度を重視した転職支援
  • 実践的模擬面接を受けられる

パソナキャリアは、株式会社パソナが運営している総合型の転職サイトです。パソナは大手の中では求人数が少ないものの、高いマッチング力に力を入れているため、利用者満足度が高いエージェントとして知られています。

特に女性はパソナキャリアに注目です。女性の転職専用ページもあり、女性が活躍できる求人を多数保有しています。また、女性目線のキャリア設計サポートやキャリア相談も親身になってくれます。

また、面接が苦手という人向けに模擬面接も実施しているのも特徴です。面接の練習が事前にでき、面接対策が万全にできます。マッチ度の高い転職をしたい、転職エージェントのサポート力を重視したい人の方向けです。

メディカル技師ワーカー

メディカル技師ワーカー
求人数非公開
非公開求人数非公開
雇用形態正社員(常勤)・非常勤・派遣
対応エリア全国
運営会社株式会社トライト
特徴
  • 豊富な雇用形態から求人を選定できる
  • 独自求人も多数掲載
  • 専任のアドバイザーからサポートを受けられる

メディカル技師ワーカーは、株式会社トライトが運営する転職サイトです。医療業界に特化しており、メディカル技師ワーカーでしか扱っていない独自求人も保有しています。

常勤だけでなく、派遣や非常勤などの幅広い雇用形態の求人も扱っており、働き方を選びながら転職活動も可能です。高収入案件などの多い非公開求人も多数扱っているので、年収アップを叶えたい人も条件に合う案件を見つけやすいです。

また、医療業界に特化しているため臨床検査技師として新しい仕事にチャレンジしたい場合でも、求人先の様子や環境などを細かく教えてくれます。

臨床検査技師として、どのようなキャリアを築いていきたいかが不透明でも、思い切ってキャリアアドバイザーに相談してみるのもおすすめです。

臨床検査技師JOB

臨床検査技師JOB
求人数約2,500件
※2024年4月現在
非公開求人数非公開
雇用形態正社員(常勤)・非常勤
対応エリア全国
運営会社株式会社SEプラス
特徴
  • 臨床検査技師の転職実績が多数
  • 市場を熟知したキャリアコンサルタントの支援を受けられる
  • 未経験からエコーが学べる求人も多数

臨床検査技師JOBは、株式会社SEプラスが提供する臨床検査技師向けの転職サイトです。

臨床検査技師向けの求人が揃っているだけでなく、臨床検査技師の転職実績やノウハウをもったキャリアコンサルタントが入職までしっかりサポートしてくれる体制があります。

また、臨床検査技師JOBには未経験からエコーが学べる案件など希少な求人も多く、しっかり希望やキャリアに合った求人を紹介してくれるのも魅力です。

臨床検査技師JOBのWebページ内には転職に役立つコンテンツも多く、また求職者向けのWebセミナーなども開催されるので、積極的に転職活動をしていきたい人にもおすすめです。

ジョブメドレー

ジョブメドレー
求人数
※臨床検査技師のみ
約1,200件
※2024年4月現在
非公開求人数非公開
雇用形態正社員(常勤)・契約社員・非常勤
対応エリア全国
運営会社株式会社メドレー
特徴
  • 医療業界に特化
  • スカウト機能が利用できる
  • 幅広い雇用形態で求人が選べる

CMでもお馴染みのジョブメドレーは、株式会社メドレーが運営する医療業界に特化した転職サイトです。

正社員や契約社員などの雇用形態を選んで求人検索できるほか、時給や日給などの給与形態も細かく指定できるので、自分の希望に合った求人も見つけやすいでしょう。

また、エージェントからもWebに掲載する前の求人など紹介してもらえることもあり、求職者に寄り添った支援も魅力です。連絡も少なく求職者のニーズに沿ってくれるので、転職活動もストレスなく行えるでしょう。

そんなジョブメドレーではスカウト機能も利用でき、登録しておけば企業からのスカウトが届きます。自分で応募するだけでなく、企業からのアプローチもあるので、求人の幅も広げることができるでしょう。

臨床検査技師の転職サイト【比較表】

ご紹介した臨床検査技師の転職サイトを一覧で比較してみましょう。

求人数や非公開求人数、求人の対象地域を比較して、自分の希望に合いそうな転職サイトを見つけてみましょう。

求人数非公開求人数サイト種別
レバウェル医療技師非公開非公開特化型転職エージェント
KJB検査技師人材バンク約4,700件非公開特化型転職サイト
doda約243,000件約39,000件総合型転職サイト
マイナビコメディカル約2,100件非公開特化型転職サイト
リクルートエージェント約383,000件約213,000件総合型転職エージェント
パソナキャリア約35,000件非公開総合型転職エージェント
メディカル技師ワーカー非公開非公開特化型転職サイト
臨床検査技師JOB約2,500件非公開特化型転職サイト
ジョブメドレー約1,200件非公開特化型転職サイト
2024年4月現在

臨床検査技師の転職先のおすすめは?

臨床検査技師の勤務先は病院やクリニックだけではありません。

臨床検査技師の専門性の高い知識や技術は、様々な場所で活かすことができます。幅広い勤務先がありますが、仕事内容は勤務先によって全く異なると言えるでしょう。

ここでは、臨床検査技師におすすめの転職先をご紹介します。

病院

大学病院や総合病院など規模の大きい病院などの医療機関が臨床検査技師の勤務先のメインになっています。勤務先や配属先などによっても異なりますが、病院の業務は幅広く、患者と関わる機会も多いのが特徴です。

検査分野は大きく分けて、血液や尿を調べる「検体検査」と心電図や脳波などを調べる「生理機能検査」の2種類があります。

病院では幅広い検査を経験できるためキャリアアップもしやすいです。また、病院では夜勤や当直があるケースもあり給与アップにも期待ができます。

クリニック

クリニックでは病院のような規模はなく、臨床検査技師の人数が限られているため、一人で対応する範囲が広い特徴があります。一人で幅広い業務を担当して力を伸ばしたい人はクリニックのような環境がピッタリです。

クリニックは主に生理機能検査を行うことが多く、また実務経験が浅くても幅広く募集をしている傾向があるため、クリニックで様々な実務経験を積む人もいます。

クリニックは、夜勤がなく日勤の時間帯のみの勤務である施設が多いので、夜勤を避けたい人はクリニックが向いています。

健診センター

健康センターでは、健康診断、人間ドック、PET健診などの健康状態の検査をメインに行います。

基本的には血液や尿を調べる「検体検査」と心電図などの「生理機能検査」を行う点は病院やクリニックと変わりませんが、病気になる前の早期発見や健康維持を目的に行われるので、患者との関わり方や検査内容に違いがあります。

健康センターでは、4月などの繁忙期がありますが、基本的には勤務体制は緩やかなので、ワークライフバランスを取りながら働きたい人に向いている勤務先です。

臨床検査センター

検査設備のない病院や、特殊な検査を行う目的で病院から受注を受けて検査を行う機関です。

病院やクリニックと違い、患者に関わる機会が少なく生体検査を行うケースも少ないです。逆に臨床検査センターでは、主に血液などの「検体検査」をメインに行います。

病院にはない複雑な検査機器も揃っており、そのため遺伝子検査やアレルギー検査などの病院では機会の少ない検査を行えることから「検体検査」の専門性を磨きたい人に向いている勤務先です。

また、仕事は黙々と検査をこなしていく時間が多いので、集中して作業をしていきたい人は活躍していけるでしょう。

臨床開発モニター(CRA)

臨床開発モニター(CRA)は、医療機関で臨床試験の治験の進捗状況を確認し、計画通りに行われているか監視、記録、報告をするモニタリング業務を行います。

製薬会社や医療機器メーカーの立場として仕事に従事していくのが特徴です。臨床開発モニター(CRA)は近年需要が大変高まっていることもあり高年収が期待できます。

一人で黙々と作業する仕事よりも、企業間とのやりとりが多く、フットワークの軽さを求められるので、コミュニケーション能力を発揮したい人に向いています。

治験コーディネーター(CRC)

製薬会社や医療機器メーカーなどの開発した薬や機器が安全性、有効性があるかを確認するため臨床試験が行われます。治験コーディネーターは、これらの治験が円滑にいくように進めるように支援するのが主な役割です。

先ほど紹介した臨床開発モニター(CRA)は企業側で治験の進捗を監視する立場ですが、一方で治験コーディネーター(CRC)は企業側の立場で治験に関する業務を行います。

カルテチェックや患者の状況などの分析、報告などの仕事も担当し、新薬開発などに関わっていくことができるポジションです。

CRAと同じく治験業務は需要が高いため、CRCも高い年収が期待できます。治験に関わる患者とやりとりが多くなるので、コミュニケーション能力を活かすこともできるでしょう。

アプリケーションスペシャリスト

製薬会社や医療機器メーカーなどの企業が提供する、新薬や医療機器に関して医療機関に説明するのがアプリケーションスペシャリストの主な仕事です。

医薬品や医療機器の販売や開発に寄与するため、工学や薬学などの知識をフルに活かすことができます。

検査を実際に行う機会はありませんが、医療機関への説明、時には学会や講習会で登壇する機会もあるので、専門的な知識を広げるだけでなく、プレゼンテーションスキルも磨くことができます。

また、一般企業での就業になるためビジネスマナーなどもつけられるのが特徴です。

胚培養士

胚培養士は、受精卵の凍結などの胚(受精卵)に関わる仕事を担います。

主に不妊治療などに関わるため、病院やクリニックで勤務するケースがほとんどです。

専門的な技術を習得でき、産婦人科に関わる知識を身につけることができます。最新技術が参入する可能性の高い領域であり、教育に力を入れている施設も増えてきているようです。

臨床工学技士

人工呼吸器や人工心肺装置など生命維持に関わる機器など医療機器を安全に操作、管理、保守を行う仕事です。

活動の場としては主に病院の手術室や集中治療室(ICU・NICU)、一般病棟などです。国家資格が必要な職種で、専門性が高い仕事と言えるでしょう。

近年では、手術支援ロボットなど医療機器の発展は目まぐるしさを見せています。それに伴い、臨床工学技士の需要は拡大傾向で、その活躍の場も広がっていく予想です。

臨床工学技士は、患者さんや手術チームなど、多くの人に関わる職種でもあるため、コミュニケーション能力やチームワークも求められます。

臨床検査技師向け転職サイトのメリット

転職サイトには、総合型と特化型があります。

臨床検査技師として転職するなら、以下のようなメリットがある臨床検査技師向けの転職サイトを使った方が、転職活動もスムーズに進めることができます。

臨床検査技師向けの転職サイトを活用するメリットを順にみていきましょう。

条件に合う求人を探せる

臨床検査技師向けの転職サイトだけに限ったことではありませんが、転職サイトで求人を探す際は、希望の勤務地や条件などを絞り込んでいきます。

総合型の場合は、IT業界や商社など、様々な業界や職種の人が検索するため、臨床検査技師に特化した検索条件ではありません。

しかし、臨床検査技師向けの転職サイトであれば、臨床検査技師目線で検索の絞り込みができるので、条件に合う求人を探しやすくなっています。

また、エージェント型の転職サイトであれば、求人先をエージェント担当者が選定してくれるので、自ら選定する必要はありませんが、もし臨床検査技師として転職するなら、臨床検査技師向けの転職サイトを活用した方がスムーズに転職も進められるでしょう。

キャリアプランが組める

臨床検査技師向けの転職サイトであれば、多くの臨床検査技師の求人と出会うことができます。

求人には求めるスキルや経験、年収などが細かく記載されているため、現在の自分の市場価値はどれくらいか、また適切な年収はどれくらいなのかを把握することができるでしょう。

それらを参考にすることで、自分が今後どのようなキャリアを組んでいくかをおおよそ描くことが可能です。

もし、エージェント型の転職サイトであれば、キャリアアドバイザーに相談しながら進めると良いでしょう。

効率的な転職活動ができる

臨床検査技師向けの転職サイトで多い、エージェント型の転職サイトを利用すれば、エージェント担当者が求人選定を行い、さらに企業とのやりとりを代行してくれるので、忙しい人でも効率的な転職活動が叶えられます。

一人で転職活動している場合には、求人の選定なども主観で進めるため、マッチング力も低く、自然と応募する企業も多くなり、転職活動もその分長引きます。

しかし、キャリアアドバイザーに求人を選定して貰えば、プロ視点の選定でマッチ度も高く、転職活動も最短で終えることができるでしょう。仕事をしながら転職活動をしたい人こそ、エージェント型の転職サイトへの登録がおすすめです。

非公開求人がある

転職サイトには、独自で保有している非公開求人があります。

非公開求人とは、Webなどに一般公開されていない求人のことで、限られた人のみ応募できるため「競争が少ない」ことと、「条件が良い」というのが特徴です。

求人の条件に合っていなければ紹介してもらうのは難しいですが、各転職サイト独自で保有しているため、転職サイトによっては、非公開求人を多く紹介してもらえるチャンスもあります。

1つでも多くの求人に出会うためにも、転職サイトは複数登録しておくのがおすすめです。

面接対策・履歴書添削などを受けられる

臨床検査技師向けのエージェント型の転職サイトであれば、キャリアアドバイザーが書類添削、面接対策などしっかりサポートしてくれるので、スムーズに転職活動ができます。

働きながら時間を見つけて転職活動している場合は、自分一人よりもはるかに効率的です。

一人で転職活動をしている場合は、書類の準備から面接対策なども一人でこなす必要があります。これらも一人では情報にも限りがあり、質の高い書類作成や面接対策をするのは難しいでしょう。

質の高さや効率を重視していくのであれば、臨床検査技師の求人先に精通しており、知識も豊富にあるエージェントを頼るようにしましょう。

臨床検査技師向け転職サイトの活用方法

臨床検査技師向けの転職サイトをフル活用して転職を進めるのが転職成功の鍵です。

では、臨床検査技師向けの転職サイトはどのように活用していけば良いのでしょうか。ここでは、臨床検査技師向けの転職サイトをフル活用する方法をご紹介します。

複数の転職サイトを併用する

臨床検査技師向けの転職サイトを1つに絞って活用していくのも良いですが、選択肢を増やしたいなら複数の転職サイトを併用するのが良いでしょう。

そもそも転職サイトに掲載されている求人は、全て共通しているわけではありません。そのサイト独自の求人などがあり、さらにその転職サイトだけが入手している情報などもあります。

自分の条件に合う転職先、自分のチャンスを掴みたいなら少しでも求人に出会う機会を増やした方が良いでしょう。そのため、選択肢を広げるためには複数の転職サイトを併用した方が良いのです。

3〜5社のサイトを複数登録しておくと、スムーズに転職活動を進められます。

相性の良い担当者にしてもらう

臨床検査技師向けの転職サイトに登録すると、臨床検査技師の転職に詳しいエージェント(キャリアアドバイザー)が二人三脚で転職を一緒に進めてくれます。

具体的にキャリアアドバイザーは、求職者の希望にマッチする求人を紹介してくれるだけでなく、転職相談に乗ってくれたり、面接対策も支援してくれたりするのです。キャリアアドバイザーは転職活動の強い味方となるでしょう。

キャリアアドバイザーとの相性も転職活動の成功を左右します。例えば、自分と意思疎通が上手くいかない、条件と違う求人を紹介してくるなど、ある場合には転職活動をスムーズに進めることができません。

もし、相性が悪いと感じたら、転職サイトに問い合わせをして、相性の良い担当者にしてもらうと良いでしょう。

スキルや経験を正直に伝える

転職サイトに登録するとエージェントと面談が設定されます。先述したように、エージェントは、求職者のキャリアや希望に合わせながら、マッチする就業先を紹介してくれます。

求人票にも掲載されていない業界や就業先情報を握っているエージェントだからこそ、高いマッチングが可能で、転職活動も成功に導いてくれるでしょう。そのため、エージェントとの面談ではスキルや経験を正直に伝える必要があります。

少しでも良い求人を紹介して欲しくて、少し盛って話してしまいたくなりますが、もしそれで運よく転職できたとしても、能力以上のことを求められてしまい、入社後も上手くいかなくなってしまうでしょう。

エージェントにスキルや経験を正直に伝えることで高いマッチングを叶えられ、転職成功の近道となるので、エージェントとの面談ではスキルや経験を正直に伝えるようにしましょう。

転職時期は「良い求人があればすぐに」と伝える

エージェントとの面談では、転職時期を聞かれます。その時は「良い求人があればすぐに」など、積極的に転職活動をしていることを伝えるようにしてください。その理由は、エージェントサービスのビジネスモデルにあります。

エージェントは、求職者が転職成功すれば入職先の企業や病院から紹介手数料をもらうというビジネスモデルです。そのため、エージェントも積極的に転職をしている求職者を優先する傾向にあり、良い案件も真剣に転職活動をしている人に提示します。

転職時期を聞かれたら、積極的に転職活動をしていることを伝えるようにしましょう。

こまめに担当者と連絡を取る

エージェントとの面談後も担当者と連絡を取りながら転職を進めていきますが、担当者との連絡はこまめに取る方が良いです。エージェントとの担当者と信頼関係を構築でき、転職活動をスムーズに進めることもできます。

信頼関係がしっかり構築できれば、転職活動の意向や希望、経験やスキルなどもしっかり把握してくれるので、マッチングの高い求人を紹介してくれるようになるでしょう。

また、後ほどご紹介しますが、エコー未経験でも歓迎の求人、一般企業の求人など希少な求人など、採用人数が少ない求人や人気の求人などは、応募が集まるので、すぐにポジションもクローズになってしまいます。

エージェント担当者とはこまめに連絡をとっておけば、ポジションがオープンになったらすぐに知らせてくれ、このチャンスを逃しにくくすることもできるでしょう。

臨床検査技師の転職事情

転職活動を進めていくにあたり、同じ臨床検査技師の動きを知っておくことも大切です。

ここで、臨床検査技師の転職事情についてみていきましょう。

臨床検査技師の仕事内容

臨床検査技師の仕事は、簡単に言うと、医師の指示に従い、患者の体や検体(血、細胞、尿など)を検査する様々な検査を行います。検査に関わるほとんどのことは、この臨床検査技師が関わっていると言って良いでしょう。

臨床検査技師の仕事ですが、大きく分けて以下の2つがあります。

検体検査

患者から採取した検体を検査するのが「検体検査」です。

血液検査や病理検査、輸血検査など患者の健康状態に異常がないかを目的に検査を行います。

生体検査

患者の体を直接検査するのが「生体検査」です。

心電図や脳波検査、磁気共鳴画像検査(MRI検査)などを行います。患者の患部を直接検査することで、生理機能に異常がないかを確認し、病気が潜んでいないかを発見することが可能です。

臨床検査技師の就業場所

この記事でもご紹介しましたが、臨床検査技師の活躍の場所ですが、大きく分けて以下の就業場所があります。

就業場所
  • 病院
  • クリニック
  • 検査機関
  • 健診センター
  • 保健所
  • 一般企業
  • 治験関連機関
  • 研究機関

臨床検査技師は病院以外にもその知識を活かし、様々な場所で活躍できます。病院や検査機関では様々な症例を扱うことができるので、臨床検査技師としてのキャリアを積むことができます。

また、保健所のような社会貢献ができる仕事をしたり、治験関連機関や研究機関、一般企業などで新薬を開発したりなど、就業場所によって仕事内容も変わってくるので、今後のキャリア設計をしながら、就業先を決めるようにしましょう。

臨床検査技師の年収

厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査」によると、臨床検査技師の平均年収は約496万円、月給約33.8万円となっています。また、年齢や性別別に見ると以下の通りです。

年齢男性の平均年収女性の平均年収
20~24歳約337万円約336万円
25〜29歳約336万円約416万円
30〜34歳約459万円約424万円
34〜39歳約519万円約473万円
40〜44歳約576万円約491万円
45〜49歳約721万円約513万円
50〜54歳約740万円約571万円
55〜59歳約707万円約549万円
60〜64歳約462万円約532万円
65〜69歳約678万円約421万円

備考:厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査」

臨床検査技師の年収は男女で比較するとそこまで大きな差はありません。ただし、20代は給与が大幅に伸びることがなく、給与の明暗は30代以降に現れてきます。

20代のうちに多くの経験を積んで、検査分野の幅を広げておくと、30代以降の給与アップに期待が持てるでしょう。

臨床検査技師の転職理由

厚生労働省の「令和3年雇用動向調査」によると臨床検査技師を含む医療業界の離職率は13.5%となっています。

臨床検査技師の離職率に関しては詳しいデータはありませんが、離職率は病院やクリニックなど就業場所に応じて前後する傾向にありますが、全体的に低い水準にあるようです。

そんな臨床検査技師が転職する理由として以下の理由が多い傾向にあります。

臨床検査技師の転職理由
  • キャリアチェンジ
  • 自分の成長のため
  • 給与が低い残業が多く、休みが取りづらい
  • 職場環境が合わない

臨床検査技師の転職理由としては、自分のキャリアや成長のためといったポジティブなものも多く見受けられます。

先述したように、臨床検査技師の仕事は、就業先によってかなり異なるのが特徴です。そのため、自分のキャリアを見直し成長のために転職を選ぶ人もいます。

一方で、ネガティブな理由も目立つ傾向にあります。職場環境が合わない、給与が低いと感じる人は、より条件のマッチした転職先へ転職をしていく傾向にあるようです。

また、病院やクリニックで多い理由としては、残業が多く、休みが取りづらいと言うのが理由にあげられています。臨床検査技師は、医師のように休日に呼び出しがないものの、残業が多い病院もあるようです。

備考:厚生労働省「令和3年雇用動向調査」

エコー未経験からの転職

臨床検査技師の経験でも代表的とも言えるのがエコー検査です。エコー検査未経験でエコー検査を学びたいと考える臨床検査技師も多く、そのために転職を考える人も少なくありません。

研修や資格取得検査が整っている職場である場合には、エコー検査を学びながら仕事ができるため、未経験OKの求人を出していることもあります。

しかし、エコー未経験の求人がそもそも少ないこと、あったとしても年収や待遇などが希望にあっていないこともあるので、条件などは譲歩する必要が出てくることを覚えておきましょう。

また、エコー未経験から学びたいなら資格を取得するのもおすすめです。「超音波検査士」の資格を取得すれば、超音波(エコー)検査において高い技術力があることを証明できます。そうすれば、転職のチャンスも掴みやすくなるでしょう。

臨床検査技師から企業への転職

臨床検査技師の知識を活かせる場所は医療機関に限ったことではありません。知識を活かして以下のような民間企業へ転職することが可能です。

民間企業への転職
  • 医療機器メーカー
  • 製薬会社

医療機器メーカーでは、アプリケーションスペシャリストとして病院やクリニックなどで超音波検査装置などの製品説明を行う仕事、製薬会社では新薬の開発に携わる仕事などに就くことができます。

このように一般企業では、臨床検査技師の知識を生かした仕事を行っていきます。

一般企業の場合、給与面や待遇面が病院やクリニックより手厚い傾向にあるので、働き方を変えたい人は一般企業などに転職することもあるようです。

ただし、一般企業での転職では、臨床検査技師の知識や経験の他にも、コミュニケーション能力やフットワークの軽さなども求められるため、面接などでしっかりアピールできるよう準備も必要になります。

臨床検査技師に将来性はある?

IT化などの影響で臨床検査も機械化が進み、実際に臨床検査技師の業務も減ってきているのが実情です。そのため、臨床検査技師の仕事に将来性があるのか、心配になる人もいるのではないでしょうか。

しかし、臨床検査技師は機械が難しい分野もあり、そもそも専門性が高いことから、需要は減ることはないでしょう。

臨床検査技師の将来性について詳しく解説していきます。

病気予防・健康増進への意識が上昇傾向

新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、人々の健康意識が高まりを見せています。また、高齢化などの影響もあり、「予防医学」の需要がますます高まりを見せているのです。

「予防医学」とは、病気になる前に未然に対策を行うことを言い、検診や健康診断などの「二次予防」もこれに該当します。

「二次予防」としての検診や健康診断は、臨床検査技師の知識や経験が活かせる分野です。つまり、病気予防・健康増進への意識が上昇傾向にあることで、臨床検査技師の需要も高まっていると言えるでしょう。

検査項目が増えている

現在、医療機関で行われている検体検査の検査項目は1,700を超えると言われています。今後も新しい検査が導入されていくことで、検査項目は増えていく見通しです。

つまり、臨床検査技師の需要も同時に高まっていくので、機械化が進んでいると言っても、臨床検査技師の需要事態は減ることはなく、続いていくと考えられます。

活躍する場が広がっている

医師の時間外労働が問題視されている昨今、医師の働き方改革のため「タスクシフト・シェア」の取り組みが加速しています。

「タスクシフト・シェア」とは、業務を他者に移管するもしくは共同作業を可能にすることです。その影響で臨床検査技師の法律も一部改正されました。

これまで医師が行っていた採血や検体採取なども臨床検査技師ができるようになり、検査に必要な業務を一貫して担うようになりました。臨床検査技師の活躍の場が益々広がり、医療業界でも存在感が増しています。

備考:https://www.jamt.or.jp/task-shifting/law/

高度な資格を目指す

先述したように、臨床検査技師の仕事も機械化やオートメーション化が進んでおり、取り巻く環境もかなり変化していくことが想定されます。

その変化に対応していくためにも臨床検査技師は、高度な資格を取得することで、その活躍の場をもっと増やすことが可能です。

詳しい資格は次に解説していきますが、細胞検査士や、超音波検査士などの上級資格は業務に直接活用できる資格です。

今後は検査センターや製薬企業、医療機器メーカーでもその知識や経験の需要は拡大すると想定されており、また動物医療分野への検査拡大の可能性も高いため、資格を取得することで臨床検査技師の需要はますます高まると言えるでしょう。

臨床検査技師の転職に使える資格

臨床検査技師の活躍の場を広げるためには、資格取得を視野に入れておくのが良いでしょう。

資格を取得することで、専門知識があることを証明することもでき、転職活動でも役立てることができます。

ここでは、臨床検査技師として転職する際に使える資格を4つご紹介します。

認定輸血検査技師

認定輸血検査技師は、輸血治療における輸血検査を専門的に行う業務で高い専門性が必要です。輸血治療における高い知識と技術を有する認定資格となっています。

認定輸血検査技師の資格は誰でも取れるわけではなく、以下のような受験条件が設けられています。

受験条件
  • 臨床検査技師であること
  • 日本臨床衛生検査技師会、日本臨床検査医学会、日本輸血・細胞治療学会のいずれかに通算3年以上会員として在籍していること
  • 認定時には日本臨床検査医学会以外の会の会員であること
  • 申請時に満5年以上の検査業務経験があること
  • 受験申請にあたり、所属長の了承があること

試験は一次試験で筆記試験、二次試験が実技試験で実技の確実さや熟達度も評価されます。合格率は、毎年変動しますがおおよそ25%前後となっています。

細胞検査士

細胞検査士は、細胞の一部を検査し、がん細胞があるかどうかや細胞に異常がないかを検査します。

肝臓や胃など部位によっての細胞に関する知識などが必要で、細胞検査士に求められる知識量はかなり膨大と言えるでしょう。細胞検査士の資格はその膨大な知識量を備えている証明にもなります。

細胞検査士の資格を取得するには、以下の条件を満たしている必要があります。

受験条件
  • 臨床検査技師か衛生検査技師の資格を取得した後、1年以上の実務経験をする臨床検査技師か衛生検査技師の資格を取得し、特定の専門養成所を卒業する(見込みも可)
  • 4年制大学で細胞検査士養成課程を修了し卒業する(見込みも可)

試験は一次試験で筆記試験、二次試験で実技試験となり、合格率は毎年25%前後です。

細胞検査士の資格は、資格取得後も4年ごとに更新手続きが必要になるので注意しましょう。

一級臨床検査士・二級臨床検査士

臨床検査技師の上級資格である一級臨床検査士・二級臨床検査士は、以下の分野の検査における資格を取得できます。1回受験につき1科目受験可能です。

受験分野
  • 病理学
  • 血液学
  • 循環生理学
  • 呼吸生理学
  • 微生物学
  • 臨床化学
  • 免疫血清学
  • 神経生理学

二級臨床検査士は以下のような受験資格が必要です。また、一級臨床検査士を受験するには、二級臨床検査士の取得が必要になっています。

受験条件

臨床検査技師国家試験に合格し、すでに登録を終えて、臨床検査技師の資格を有する方願書提出時に、その職歴について所属長等の証明書を提出できる方

試験は筆記試験と実技試験に分かれており、各学科により試験内容や合格率は変わってきます。自分の受けたい学科があれば、事前に試験傾向を確認しておきましょう。

緊急臨床検査士

緊急臨床検査士は、緊急性が必要で夜間や休日にあらゆる検査を行い、医師の指示に従い迅速に検査ができる知識と技術力が求められます。緊急臨床検査士資格は、その知識と技術力を認定する試験です。

緊急臨床検査士の資格を受験するには以下の条件を満たす必要があります。

受験条件

臨床検査技師国家試験に合格し、すでに登録を終えて臨床検査技師の資格を有する方願書提出時に、その職歴について所属長等の証明書を提出できる方

試験は筆記試験と実技試験に分かれており、合格率は毎年60%前後です。

合格率だけ見ると難易度も高くないイメージを持ちますが、問題難易度も年々上がってきているので、対策はしっかりする必要があります。

臨床検査技師の求人情報例

臨床検査技師の求人例を都道府県、職種・勤務先別にご紹介します。

それぞれ、どのように条件が変わるのか、見比べてみて、自分のキャリア設計のヒントにしましょう。

都道府県別

臨床検査技師の求人情報例を都道府県別にご紹介します。

臨床検査技師も例外なく都道府県によって給与水準が違うので注意しましょう。求人によっては、実務経験が不問で新卒を歓迎している求人もあります。

東京都

職種臨床検査技師
勤務地急性期病院
給与年収390万円~560万円
仕事内容臨床検査技師業務全般
スキル・経験臨床検査技師免許 ※腹部・心臓エコー経験者

大阪府

職種臨床検査技師
勤務地急性期病院
給与年収347万円~
仕事内容検体検査、病理検査、生理機能検査
スキル・経験・臨床検査技師 ※超音波検査経験者、興味のある方歓迎

愛知県

職種臨床検査技師
勤務地急性期病院
給与年収350万円~
仕事内容臨床検査業務(主に生理検査業務)
スキル・経験臨床検査技師免許 ※生理検査・エコー検査経験者歓迎

宮城県

職種臨床検査技師
勤務地急性期病院
給与年収300万円~
仕事内容臨床検査技師業務全般
スキル・経験臨床検査技師免許 ※血液検査、心電図対応経験のある方

広島県

職種臨床検査技師
勤務地急性期病院
給与年収307万円~395万円
仕事内容臨床検査技師業務全般 ※エコーを勉強したい方は学ぶこともできます
スキル・経験・臨床検査技師免許

福島県

職種臨床検査技師
勤務地ケアミックス病院
給与年収350万円~439万円
仕事内容エコー、検体・生理検査全般
スキル・経験・臨床検査技師免許

職種・勤務先別

職種・勤務先の求人情報例をみていきましょう。いずれも東京の勤務先となっています。

病院

職種臨床検査技師
勤務地急性期病院
給与年収320万円~500万円
仕事内容検体検査、生理機能検査、治験業務
経験・スキル・臨床検査技師免許 ・検体検査の実務経験 3年以上

クリニック

職種臨床検査技師
勤務地クリニック
給与年収320万円~464万円
仕事内容検体検査、生理機能検査
経験・スキル・臨床検査技師免許 ・採血、心電図のご経験者

検査センター

職種臨床検査技師
勤務地検査センター
給与年収300万円~420万円
仕事内容検査業務(血液検査、病理検査)および分析
経験・スキル・臨床検査技師資格 ・夜勤に対応頂ける方 ※臨床検査技師としてのとしての経験1年以上の方優遇

一般企業

職種検体検査業務
勤務地企業
給与年収352万円~448万円
仕事内容動物病院から預かった検体の検査と分析、報告  
経験・スキル臨床検査技師免許/動物看護士 ※検体検査業務1年以上 ※動物病院経験者、動物業界経験者優遇

非常勤・パート

職種臨床検査技師(生理検査)
勤務地クリニック
給与時給2,000円~
仕事内容生理機能検査全般
経験・スキル臨床検査技師免許

臨床検査士の転職体験談

実際に臨床検査士で転職経験のある人の体験談をまとめました。

応募経緯やその道に決めたきっかけなど、実際に体験した人の体験談を参考に自分のキャリアも描いてみましょう。

企業の正社員へ

エコー検査など技術を磨きたくて転職サイトに登録。エコー検査ができる求人を中心にみてきましたが、エージェントから治験コーディネーターの求人を提案されました。

選択肢になかったのですが、話を聞くうちに自分の知識や経験だけでなく、コミュニケーション能力が活かせる点に魅力を感じ、治験コーディネーターに興味を持ちました。

仕事内容が全く変わるので、不安がないと言えば嘘になりますが、新しいことへのチャレンジしたい意気込みが強く、それを面接でしっかり伝えられるように対策もエージェントに支援していただきました。

30代女性

エコー検査できる医療機関へ

健診センターで仕事についていましたが、ある程度経験も積めた段階で、元々志望していた病院へ転職することを決意。エコー検査ができる医療機関を探していましたが、運よく条件ピッタリな求人に出会い転職することができました。

後から聞いた話で、エコー検査を学べる医療機関の求人は希少で人気が高いと知りました。私はタイミングよく求人に出会えましたが、常に求人にアンテナを貼っておくことが大切だなと思いました。

20代女性

初めての転職

クリニックで臨床検査士として働いていましたが、年収アップを目的に転職活動を開始しました。キャリアなどのことは不透明で、きちんと目標として掲げていませんでしたが、今後のキャリアについてもアドバイスしてもらいながら進め、今よりも年収が上がり、なおかつスキルを磨ける職場に転職できました。

20代でどのような経験を積めば良いかをアドバイスしてくれたので、今後のキャリアもイメージしやすかったです。

20代男性

転職サイトの利用手順

ここでは、エージェント型の転職サイトの利用手順をご紹介します。転職サイトを登録後、どのように利用していくのか、知っておいた方がスムーズに転職活動を進めることができるでしょう。

転職サイトによって利用手順は前後しますが、おおよそ以下のような手順で進められます。

ステップ① 登録

まずは、転職サイトに登録を行います。

登録の際は、履歴書や職務経歴書の提出が求められる場合もありますが、多くのケースでは、名前や生年月日など基本的な情報のみになっていますので簡単に登録は可能です。

また、「希望勤務地」や「転職時期」などの入力を登録の際に求められることもあります。登録で入力した情報は、担当のキャリアアドバイザーに共有されるので、面談もスムーズに進められるでしょう。

ステップ② エージェントと面談

転職サイトに登録後、登録したメールアドレスか電話番号にエージェントから連絡があり、改めて面談の日程を調整してきます。

最近では、Web面談が主流となっていますが、エージェントによっては対面で実施するところもあります。希望があれば、エージェントから連絡が来たときに相談してみると良いでしょう。

エージェントとの面談では主に以下のようなことを聞かれます。

面談内容
  • これまでの経験
  • 今後のキャリア
  • 求人先に求める条件

ここで注意したいのが、包み隠さずに話すことです。

キャリアアドバイザーは面談での情報を元に求人を紹介してくれるので、ありのままの情報を伝えるようにしてください。

ステップ③ 求人紹介

面談での情報を元に、キャリアアドバイザーが求人を紹介してくれます。

希望に合う求人、もしくは求職者に合う求人などを選定してくれるので、そこから応募したい求人を選びます。

エージェントは、求人票に掲載していない情報を共有してくれ、またプロの視点で求職者に合う求人を紹介してくれるのでマッチ度が高い求人と出会えるでしょう。

応募したい企業を選定したら、あとはエージェントの担当者が応募手続きなどをしてくれます。今後は求人先企業や病院とは、基本的にエージェント担当者経由でやりとりを行っていくイメージです。

ステップ④ 書類添削・面接対策サポート

求人に応募する際に必要になるのが履歴書と職務経歴書です。

この履歴書と職務経歴書へ盛り込む情報は、どの程度記載すべきか迷ってしまう人も多いですが、転職サイトに登録すれば、キャリアアドバイザーが書類添削を行ってくれるので、書類選考率がグッと向上します。

また、面接に進んだ際は、キャリアアドバイザーが「このような質問がされる傾向にある」「このような人物を求めている」など、面接対策もしっかり行ってくれるので、アピールもしやすいでしょう。

ステップ⑤ 内定・転職サポート

求人先から内定が出たら、入職意思を固めていきます。

この時に、迷っていること、心配に思っていることがあれば、転職エージェントに相談するようにしましょう。なるべく懸念点が解消されるように、エージェントは動いてくれます。

給与や待遇などに不満がある場合には、エージェント担当者が求人先に交渉してくれるので、相談してみると良いでしょう。

また、入職に関することだけでなく、現職との退職手続きなど、円満に退職できるような手順もアドバイスしてくれるので、入職まではエージェントを頼っても問題ありません。

求人広告型の転職サイトの場合は、エージェント担当者のサポートがないため、求人への応募から入職準備までの手順を一人で行う必要があります。

臨床検査技師のよくある質問

臨床検査技師の転職やキャリアについてのよくある質問についてまとめました。転職活動やキャリア設計の参考にしてみてください。

臨床検査技師の転職は難しいですか?

求職者のスキルや経験などにもよりますが、臨床検査技師の転職はそこまで難しいものではありません。

ただし、この記事でご紹介したように臨床検査技師は幅広い勤務先で活躍ができますが、病院やクリニックなど求人が多ければ転職はしやすいものの、一般企業やエコー未経験OKの求人など、希少な求人は人気が集まりやすく、自然と転職難易度は上がる傾向になります。

難易度の高さに関係なく、少しでも転職活動を成功させたいなら転職エージェントに登録するのがおすすめです。エージェント担当者が転職活動をしっかり支援してくれるので、内定率も高くなります。

臨床検査技師の需要は今後ありますか?

臨床検査技師の需要は今後も減ることはないでしょう。

臨床検査技師の業務領域である検体検査や生体検査は機械化が進み、臨床検査技師に取って変わるのではと言われています。

まさに機械化によって検査のデータ収集は効率よく行えるようになりましたが、機械だけではそのデータから結論を読み解くことは今はできないです。そこには当然臨床検査技師の知識が必要となるので、臨床検査技師のニーズは減ることはないと言えるでしょう。

逆に、臨床検査技師は「タスクシフト・シェア」により、活動領域も拡大しており、医療業界においてその存在感も高くなっていることから、今後も需要はあります。

ハローワークで求人を探せますか?

臨床検査技師の求人はハローワークでも探すことが可能です。

ハローワークの場合は地元密着型で、自宅周辺の求人を見つけやすいメリットがあります。また、職業訓練などのサポートも受けられるのもハローワークの特徴です。

ただし、ハローワークだけでは、希望にあった条件を見つけにくいため、転職サイトと併用するなど出会う求人を増やした方が転職活動も成功しやすいでしょう。

臨床検査技師の資格の種類を教えてください。

臨床検査技師の資格には、「一級臨床検査士」「二級臨床検査士」があります。この資格は資格保有者として以下の科目いずれかの検査に関する認定資格です。

試験科目
  • 病理学
  • 血液学
  • 循環生理学
  • 呼吸生理学
  • 微生物学(寄生虫学含む)
  • 臨床化学
  • 免疫血清学
  • 神経生理学

「一級臨床検査士」に限って言えば、指導的技術者として高い専門性を有している証明にもあり、「二級臨床検査士」の資格取得と5年以上の実務経験がなければ受験ができない資格です。

非常にハードルも高い資格ですが、保有していれば重宝される資格でもあります。

臨床検査技師におすすめの資格はありますか?

臨床検査技師として、1つの分野に特化した資格を保有していれば転職も有利になります。

以下のような資格を取得していると専門性の高い知識を有していることを証明できるでしょう。

おすすめの資格
  • 認定輸血検査技師
  • 認定血液検査技師
  • 細胞検査士
  • 緊急臨床検査士
  • 認定臨床微生物検査技師
面接の逆質問の注意点を教えてください。

面接では、自身のキャリアやこれまでの経験に関して面接官から様々な質問をされます。これに答えられるよう面接対策をしっかり立てている人は多いですが、面接官からの「何か質問がありますか?」の逆質問までしっかり対策を立てられている人は少ないです。

逆質問は、面接官が「候補者の関心や意欲はどの点にあるか?」を知るための意図があります。よく「特にありません」と答える人もいますが、それでは面接でマイナス評価になる可能性があります。

面接での逆質問は事前に2〜3つ質問を用意しておいた方が良いでしょう。転職エージェントを利用すれば、面接対策だけでなく逆質問に関するアドバイスもしてくれるので、不安な人は活用すると良いでしょう。

臨床検査技師の志望理由はどう書けば良いですか?

臨床検査技師に限ったことではありませんが、志望動機は「なぜこの就業先に入社したいのか?」を言語化すれば、立派な志望動機になります。しかし、この時ネガティブな内容は避けると良いでしょう。

例えば、「患者さんとの距離が近い環境でエコー検査をしたい」という理由であれば前向きですが、「現職では残業が多いから」などネガティブな理由だと、面接官にも「また残業が多いと辞めるのでは?」と疑念を抱かせてしまう結果になります。

志望動機はなるべく前向きで、入社後のイメージがしやすいものを書くようにしましょう。

未経験からでも転職できますか?

求人によっては、未経験からでも転職できる案件があります。

特に教育体制が整っており、人材育成に対して積極的な企業は未経験でも積極的に採用している傾向にあると言えるでしょう。

新卒から臨床検査技師になれますか?

新卒で臨床検査技師の採用はあります。

求人先によっても異なりますが、血液検査や生体検査など各分野でローテーションしながら経験を積み、臨床検査技師として育成していくケースが多いようです。

臨床検査技師の転職は男性が不利ですか?

臨床検査技師の採用は性別で有利不利などの区別はありません。

しかし、婦人科や心電図など患者の体に接する仕事内容だと女性を優先する求人もないわけではありません。逆に、夜勤や体力が必要なポジションであれば男性を優先することもあります。

このように、求人やポジションによって異なるため、一度転職エージェントに相談してみると良いでしょう。

担当者からの連絡がしつこいです。

転職エージェントの担当者も人間なので、その人の得意不得意があります。

連絡スピードが早い人、最低限のコミュニケーションに留める人、逆に連絡スピードが遅い人、コミュニケーションが頻繁な人、様々な人がおり担当者との相性の有無が出てきてしまうのです。

自分と相性が合わないと感じたら、問い合わせフォームや代表電話から担当者の変更を申し出ると良いでしょう。

臨床検査技師から看護師に転職できますか?

ズバリ臨床検査技師から看護師に転職することは可能です。

同じ医療従事者であるため、臨床検査技師の知識と経験は看護師に転職しても役立てることができるので活躍の場も広げられるでしょう。

ただし、看護師になるには専門の学校や養成所を卒業し、看護師国家試験に合格する必要があるので、その点は注意してください。

臨床検査技師の就職先(病院以外)おすすめを教えてください。

臨床検査技師の病院以外の就職先は以下がおすすめです。

詳しくはこの記事でも紹介しているので参考にしてみてください。

転職先(病院以外)
  • 健診センター
  • 臨床検査センター
  • 臨床開発モニター(CRA)
  • 治験コーディネーター(CRC)
  • アプリケーションスペシャリスト 
  • 胚培養士(他職種) 
  • 臨床工学技士(他職種)
臨床検査技師は年収・給料ランキング上位ですか?

医療職種の年収・給与ランキングは以下の通りです。

職業年収
第1位薬剤師581万円
第2位診療放射線技師547万円
第3位看護師499万円
第4位臨床検査技師496万円
第5位理学・作業療法士/言語聴覚士427万円
第6位臨床工学技士423万円
第7位介護福祉士395万円

備考:厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査」

臨床検査技師の年収はちょうど中間の看護師とほぼ同じ年収帯であることがわかります。

年によっては看護師と順位が入れ替わるほど、年収としては近いと考えて良いでしょう。

臨床検査技師の離職率は高いですか?

臨床検査技師の離職率は、しっかりとしたデータはありませんが全体的に低い水準にあるようです。

厚生労働省の「令和3年雇用動向調査」によると臨床検査技師を含む医療業界の離職率は13.5%となっています。

臨床検査技師の離職率は、病院やクリニックなど就業場所に応じて前後する傾向にありますが、低い水準であると考えて良いでしょう。

臨床検査技師のエージェントはどこまでサポートしてくれますか?

臨床検査技師向けに限ったことではありませんが、エージェントは以下のようなサポートを行ってくれます。

もちろん、エージェントによってサポート領域は変わるので注意しましょう。

サポート内容
  • 履歴書と職務経歴書の添削
  • 企業への応募手続き
  • 面接日程調整
  • 面接対策
  • 模擬面接
  • 入社手続き
  • 給与交渉

臨床検査技師向けのエージェントでは、臨床検査技師の転職市場や動向などを把握しており、さらにその知見を活かしてどのようなキャリアを設計できるかなどアドバイスしてくれます。

臨床検査技師の転職なら、臨床検査技師向けの転職エージェントに登録した方が、転職しやすいキャリア設計をしやすいという点でおすすめです。

紹介された求人は全て応募する必要がありますか?

転職エージェントから求人をいくつか紹介されますが、紹介された求人に全て応募する必要はありません。

転職エージェントから求人をいくつか紹介されますが、希望にマッチした求人ばかりではないでしょう。

求人の応募意思は応募者が決めることができます。そのため、応募したくない求人があれば、応募しなくても問題ありません。

平日休みがない時は面接を受けられませんか?

基本的には面接は企業に合わせていますので、平日に設定されるケースが多いです。

しかし、どうしても平日に面接が難しいなら、休日に面接を受けることができるかエージェント担当者に相談してみましょう。

100%休日に面接ができるわけではありませんが、エージェント担当者が求人先企業に交渉してくれて、休日に面接が実施してもらえる可能性があります。

まとめ

臨床検査技師のおすすめ転職サイトや転職事情について詳しくご紹介しました。臨床検査技師の仕事は、機械化により奪われてしまうと言われていますが、需要も拡大している職種であり、その存在感も注目されている職種でもあります。

また、その活躍範囲は拡大傾向にあり、病院や検査センター、一般企業にまでその知識と経験は必要とされているのです。ただし、就業先によって仕事内容が大きく変わる点も、臨床検査技師の大きな特徴と言えるでしょう。

臨床検査技師としてどのようなキャリアを積んでいくかによって選ぶべき求人も大きく違います。そこを不透明なまま転職活動をしてしまうと、ミスマッチとなり転職活動も失敗してしまうでしょう。そうならないためにも臨床検査技師こそ、転職エージェントを活用して、プロと相談しながら進めていくのがおすすめです。転職を考えたら、転職サイトへの登録を検討してみましょう。

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